『JIN-仁-(第一期)』5話のネタバレ・あらすじ・感想をまとめてみました♪
『JIN-仁-(第一期)』は2009年10月11日から12月20日にTBS系で放送された名作ドラマで、新型コロナウイルスの影響で2020年5月にも再放送が決定しています!
大沢たかおさん演じる医師・仁が、江戸時代にタイムスリップしてしまい、現れるけが人たちを、機転と、ときには周りの人の力を借りながら救っていく物語。
第5話は、野風(中谷美紀さん)の先輩・夕霧(高岡早紀さん)がかかった不治の病・梅毒に関するお話です。
今の新型コロナウイルスの騒動にも通じるようなテーマ。
江戸時代にはまだ存在していないペニシリンを、仁がなんとか抽出する方法を模索しますが・・。
さらに、仁たちに忍び寄る反逆の影・・。
不治の病と格闘する仁たちの奔走っぷりがドキドキの、『JIN-仁-(第一期)』第5話、さっそく見ていきましょう!
JIN-仁-(第一期)第5話ネタバレ!
JIN-仁-5話⑤
先生、夕霧さんにお化粧して差し上げてもよろしいでしょうか(咲)
大沢たかお、綾瀬はるか、中谷美紀pic.twitter.com/YaSSiCBLpl
— JIN-仁- 名言&シーン集 (@jin_dr_) February 12, 2018
文久2年(1862年)冬。
仁は野風からある女性・・・夕霧(高岡早紀さん)・・梅毒の患者さん、末期の症状が出ている女性の治療を頼まれます。
夕霧は手を合わせて仁を見て、さらに野風は用を足すだけでも大変な状態の彼女に対して、「私は何もできません」と言うしかありませんでした・・・。
途方に暮れる仁は、治療法を求めて緒方洪庵のところへ行きます。
この当時では梅毒の治療は水銀を使わなければなりませんでした。
仁は梅毒がどんな病気かはわかってはいるのですが、江戸時代では治す手立てがない。
できること・・・緒方洪庵は目の前で苦しんでいる人のため、できることはないのか?と聞きます。
これに対して、仁が出した答えは鈴屋の消毒状態を確認することを提案しましたが、女郎たちは反発し、聞く耳を持ちません。
野風いわく、仕事を奪われてしまうことが、女郎たちには大変なこと。
鈴屋の主人、彦三郎がやってきて、病に伏せている夕霧は野風の恩人の一人であることを伝えてくれました。
「女郎はなぜ、このような病に伏せておびえてなくてはいけないのでありんしょう・・」
梅毒の特効薬・ペニシリンは、青かびの中から発見された、史上初の抗生物質で、もっとも偉大な発明と呼ばれた薬。
ペニシリンをこの時代で発明することができれば、もっと多くの人を救い、そのために俺はこの時代に送られてきたのではないか・・・。そうなのか、未来・・。
仁はそう思うようになっていました。
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仁は青かびについて考えます。
そんな仁の写真のことを咲は考えていて、母・栄に「父とうり二つの人が現れたらどう思うか?」と聞きます。
そんな仁のところに、恭太郎がやってきます。かびの中に、ある薬があること、過去のことを思い出したりしないのか、奥方はいないのか、と聞きます。
会いたい人に、いつ会えなくなるかわからないから、会えるうちに会っておいた方がいい・・
そんな仁をこっそり見ていた咲は、油をこぼしてしまいます。
仁は、そこで唐突に思いつきました。恋人・未来が語ってくれたこと。油を使って梅毒に対処する方法があること・・・。「そうだ・・油だ!」
緒方洪庵に会い、仁は協力を仰ぎます。医学所で薬の開発に取り組むつもりであることを、咲にも伝えました。
そこで咲は、「何か手伝えることはありませんか?」と仁に言い、「できるだけ多くの青かびをたくさん集めてくれ」と答えました。
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恭太郎は吉原である女性に再会していました。蛇にらみの女性・・。
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仁の元に、緒方洪庵の弟子たちが集まっていました。
「ペニシリン」・・その名を口にした仁。青かびがキーワード。芋の煮汁と米の煮汁を使って、青かびを抜き出す方法を始める仁たち。
しかし、それをよく思わない人達もいました。頭取・伊藤玄朴らです。
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咲は医療所に到着しますが、なかなか中に入ることができません。仁は、どうやら吉原に行った様子。
咲が持ってきたのは、青かびが生えたたっぷりのみかん。
一方、仁は、吉原にやってきて、夕霧からブドウ球菌を採取していました。
そして、とうとうペニシリンの抽出方法が始まります。
ろ過した液体に菜種油を入れることで、物質を分離し、さらに炭を使って、さらに不純物を除き、酸性・アルカリ性の違いを利用してペニシリンを取り出します。
さらに、薬効を確かめるために実験も行います。
あとは天に祈るのみ・・。
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恭太郎は勝麟太郎から土佐藩脱藩の免除・・・坂本龍馬が解放してもらったことを聞いていました。
仁がペニシリンを開発しようとしていることを聞くと、竜馬は「自分がちんまい奴に思えてくるぜよ」とこぼします。
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夕霧が笑うと春の風が吹くようだった・・・。
そんな昔を野風は思い出します。
夕霧は仕事に出られなくなった代わりに、台頭した野風に望遠鏡をプレゼントします。
「泣いても一緒、笑うても一緒、ならば、一生笑おうぞ・・」
野風は、夕霧の言葉を思い出し、しっかりと手を握ります。
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咲は仁の力になるために、青かびをさらに探して。
仁はペニシリンができるのを待ちます。そして・・・とうとう薬効ができているか、確かめる日が来ました。
大量に用意したサンプルの容器のふたを、一つずつ開けていきます。
しかし、なかなか薬効が現れている容器が出てきません。
神にも祈る気持ちで仁・緒方洪庵たちは見つめます。
その現場に咲もやってきました。
しかし・・・18番のふたを開けたとき・・とうとう薬効が現れている容器が出ました。
わきあがる一同。緒方洪庵にも笑みがこぼれます。
仁は震えていました。「やりましたな・・」
歴史上、まだ存在するはずのないペニシリン。俺のこの手で・・でも、これは本当に許される行為だったのだろうか・・
しかし、よくない知らせが飛び込んできます。
「夕霧が危篤です・・」
仁のお供で吉原に行ける人がおらず、そこに咲が立候補しますが・・。
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吉原に到着し、処置を進めていく仁と咲。ペニシリンを静脈注射して様子を見る二人。
その様子を、野風・彦三郎が見守ります。
「戻ってください・・戻ってこい・・」仁は祈ります。
すると・・夕霧がゆっくりと目を開けました。
ぼんやりと焦点が定まっていく夕霧の視界。
「あなたの命を救いたくてここにいるんです。がんばりましょう。夕霧さん」
野風は座りこみ、手を合わせて祈りました。
そして・・ペニシリンを打ち続けた夕霧さんですが、なかなかたくさんのペニシリンが抽出できず。
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5日目の早朝。
夕霧の周りに一同が集まっていました。
そんな咲は、夕霧に化粧をしてあげたいと申し出ます。
お武家の娘さんにそんなことをさせるわけには・・とは言われますが、仁からもお願いされ、さらに野風が鏡を持ってきて、化粧した顔を見せてあげました。
「泣いても一緒、笑ろうても一緒、ならば今生泣くまいぞ・・」
野風は夕霧との過去を思い出します。
「ありがとう、苦しむことにも飽きやした・・・もう、堪忍しておくれやんし・・・」
細い声で夕霧が言い、ゆっくりと手を合わせ、天に向かって上げました。
「おさらばえ・・・」
そして、とうとう力なく手が落ち。夕霧は旅立ってしまいました・・・。
野風は三つ指をついて、仁に礼を言います。
ありがとうござんした、先生・・・。
仁も野風に頭を下げます。
野風の涙が何粒も落ち、静かに床を濡らしていました・・・・。
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「死も救いなんですね、医者が言うのもなんですけど」
あの薬は、その未来では誰でも作れるものなのですか、と咲が聞きます。
仁は未来との写真を出して、咲に見せます。
仁は未来との思い出を語ります。告白かと思った仁ですが、未来が取り出したのはペニシリンの抽出方法に対する考察。
できないって言葉、嫌いなんです・・・未来の言葉。
もう少しで夫婦になるはずだった仁と未来は、仁の手術の失敗で植物人間にしてしまったこと、最初は江戸時代に来たことはチャンスなのかもしれないこと、医学の進歩に携えるのではないか、未来を救えるのではないのか、ということ。
咲は複雑な表情を浮かべていました。
屋敷に戻った仁が未来との写真を見ると・・・また未来の姿が変わっていました。
今度は、外でバーベキューをしている二人。未来はビールと串を持って笑っていました。
すべてが前向きになっているように思えたのだが・・。西洋医学所を設立した奥医師筆頭の伊藤先生が地位を追われ失脚、西洋医学所の伊藤派の人達に不満が募りつつあります。
女郎の一人がめった刺しにあって殺されたこと・・・その殺しの現場に、このメス、仁のメスが落ちていたとなればどうなるか・・。
大変なことになる予感が、仁たちに迫っていました・・。
JIN-仁-(第一期)第5話あらすじ!
野風(中谷美紀)の頼みを聞き入れ、仁(大沢たかお)はもう一人の患者を診察することになった。その患者とは、野風の先輩花魁である夕霧(高岡早紀)。夕霧は重度の梅毒に侵されており、江戸時代の医術では手の施しようがない状態であった。
なんとか救ってほしいと野風から懇願された仁だが、特効薬である「ペニシリン」がない今、自分でも治すことはできないと告げる。
しかし、これ以上梅毒の患者を増やさないためにも「まずは廓の中からの予防が大切」だと考えた仁は、緒方洪庵(武田鉄矢)とともに鈴屋の女郎たちに梅毒の検診を申し入れることに。ところが、仕事を失うことを恐れた女郎たちに真っ向から拒否され、途方に暮れてしまう。
そんなある日、とあるきっかけでついにペニシリンの製造方法を思い出した仁は、すぐさま西洋医学所に走り、洪庵たちにペニシリンの作り方を説明。
しかし、夕霧の容態は刻一刻と悪化しており、ペニシリンの製造が急務になっていた。思うように事が運ばず、もはやこれまでかと思われたその瞬間、ついにペニシリンの薬効が確認され--!?
JIN-仁-(第一期)第5話感想
『JIN-仁-(第一期)』第5話、見ました。
必死に誰かのために奔走したことが、たとえその人を救えなかったとしても、別の誰かの癒しになる・・・。
なんだか深い回でしたね。
結果的に、仁は夕霧を救えなかったわけですが、野風の心は救えたように思います。
そして、とうとう未来のことを咲に話した仁。
咲もだんだん、仁が未来から来たことを信じ始めているような気が・・。
また、恭太郎が吉原で気になっている蛇にらみの女性のことも気になりますね。
『JIN-仁-(第一期)』の第5話を見た世間の感想は、
昨夜から今日未明にかけて、
「JIN-仁-」1話~5話まで制覇!
当時も、もちろん観てたけど、
今また観ても深い感動がある(T_T)
鼻もちっとも乾かない( ̄ii ̄)ズルズル今日は6話~観始めて、次は7話!
はぁ~止まらないっ!MISIAの「逢いたくていま」が、
また絶妙なタイミングで
さらに号泣💦— イーナ (@i_tsukushina) April 19, 2020
「JIN〜仁〜」第5話まで視聴。
このドラマには、今のコロナウイルス対策に使えるヒントがいっぱい詰まっていると思う。
感染者との隔離と予防が大事とのこと。
検査数を増やすと、関係機関の負担も増える。
主人公が感染症と対峙するシーンは、医療関係者の大変さがヒシヒシと伝わってきた。— 鈴音。'20(すずね) (@suzuchorus) April 16, 2020
JIN~仁~
第5話の開始5分頃の皆の言葉は、今のコロナウイルスに苦しむ私達と同じな気がするのかぜさんの言葉は今の日本そのままの気がした#JIN#仁#Paravi#第5話#新型コロナウイルス#新型肺炎
— み~(。・ω・。)ゞ (@5yumihakoyu5) March 16, 2020
JIN-仁-(第一期)第5話の無料動画を視聴する方法!
『JIN-仁-(第一期)』は「Hulu(フールー)」で、第1話から最終回までフル動画の視聴が可能です!
「Hulu(フールー)」は月額933円(税抜)のVOD配信サービスです。
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まとめ
『JIN-仁-(第一期)』の第5話のネタバレ・あらすじ・感想について、ご紹介させていただきました。
第6話の展開も、目が離せないですね♪
◎前回&次回のネタバレ!
※この記事のトップ画像は、『JIN-仁-(第一期)』公式ウェブサイトから引用させていただきました。