(画像引用元:公式サイト)
ドラマ『マイラブマイベイカー』の原作ネタバレについて、まとめてみました♪
2018年5月から2019年6月にかけて、ウェブコミック配信サイト「ジーンLINE」で隔週金曜日に配信されていた、らくだ著の漫画「マイラブ・マイメイカー」が実写化決定!
本仮屋ユイカさんが主演を務める実写化ドラマの放送前に原作についてのネタバレをまとめました。
この作品は、パン屋を舞台としたラブストーリー。
なんと著者のらくださんが、パンが好きなので漫画にしたそうです!
そこで繰り広げられる、パンが大好きな女店長とある日突然スタッフ募集のチラシを見て訪れた北くんの恋物語は、もどかしいというか、初々しいというか、ムズムズします!
原作の漫画と、今回始まるドラマと登場人物が少し違う部分もあるそうです。
ひとまず、原作の内容も把握してもらえると、ドラマもより楽しめるのではないかと思います!
マイラブ・マイメイカーの原作は?【ネタバレ】
理想とは違いパン屋の仕事は戦場。
ハードな仕事量の上に安月給のため新人を雇ってもすぐに辞めてしまいます。
「ベーカリーミミィ」で、まちのパン屋で店長として働く小岩は、お客様にとってうれしくて、やわらかくてあたたかい、そんな場所でありたいと仕事にやりがいを感じながら過ごしています。
そこに、子供の頃からパン屋が好きで…とスタッフ募集のチラシを見て訪れた寡黙な青年、北くんを雇います。
生地を作る「仕込み」を担当している双子のお母さん水野さん。
生地を分割、成形する「成形」を担当する元他店でパン屋をしていた谷。
販売として店頭にも出ますが、製造も手伝うハルさん。
全部の担当はできるけど今はオーブンで焼く「焼き」を担当している小岩店長。
そのパン製造の最後、加工が必要なパンを仕上げる「仕上げ」を担当する北。
3ヵ月経ち、正式に採用になる北くんの「仕上げ」は、誰よりもきれいに仕上げると小岩店長もお墨付きです。
ある日、冷凍室で荷物を高いところに上って取ろうとして降りられなくなった小岩店長を北くんがおんぶして助けます。
その時にグリズリーのようだと言う小岩店長に、微笑みかける北くん。
それをきっかけに、北くんは昔からここのパン屋さんのお客さんだったことに気付きます。
助けてくれたお礼として、若かりし頃の北くんの好物、クマのクリームパンを焼いて渡しますが、北くんはお客さんだったことがバレて恥ずかしい気持ちでいっぱい。
小岩店長は北くんの初恋の相手だったのです。
北くんが昔クリームパンを買いに来ていたことがありましたが、引っ越すことになってしまい、それを聞いた小岩店長がクマのクリームパンをプレゼントしてくれたのでした。
と、思い出話をしながら、小岩店長、ハル、北くんの3人で飲んでいたとき、小岩店長が泥酔してしまったので、ハルと北くんで家に送り、そのまま泊まりました。
次の日の朝、迷惑をかけたからとお詫びに朝食でパンの試作品を作ると言う小岩店長に、ハルは2人きりにしようと気を遣って帰ります。
試作品を2人で食べながら、元々祖父がやっていたパン屋を引き継ぎ、がむしゃらにやっていた頃に癒してくれた大事な常連客だったと話す小岩店長。
覚えていないと思ったと話す北くんに対して、そんな大事な人なのにわからないわけがないと小岩店長が言ったことで赤面してダッシュで帰ってしまう北くん。
そんな時に、新しく販売として平井が採用されました。
パン屋の基礎を学び、販売の仕事を頑張る平井ですが、本当は小岩店長が目当てでお店に来たことが発覚しました。
ある日、小岩店長の作るパンがいつもと違うと感じた北くんは、小岩店長に熱があることに気付きます。
人手不足や体調が優れない中での仕事に体が限界だった様子。
そんな店長を見て、北くんは他の担当場所も店長の穴埋めができるように教えてほしいと伝えます。
熱が出てしまった小岩店長のお見舞いに、北くんとハルの2人で訪ね、何も食べていなかった小岩店長に食べさせてあげました。
ここでまたハルは気を遣い2人きりにします。
帰ろうとする北くんをお見送りしようと小岩店長が起き上がりますが、よろけてしまい北くんが抱き留めます。
そしてそのまま小岩店長を抱きしめたのでした。
そのことが頭から離れず、ボーっとしてしまう北くん。
小岩店長も意識してしまい集中できていない様子です。
お互いに話をしても赤面してしまう2人。
しかし北くんは自分の思いを伝えたいと考えます。
ギクシャクとした2人の前に、小岩店長のお兄さんが突然お店にやってきました。
実は平井は妹の小岩店長を監視しているようにとお兄さんがお店に送り込んだと言います。
そして、小岩店長は過去の恋愛にトラウマを持っていることを知ります。
お兄さんの同級生の堀田と付き合っていたことがあり、自分の思い通りにならない小岩店長につきまとい、パン屋まで押しかけ怪我をさせたことがありました。
それもあって心配するお兄さんの予感も的中し、小岩店長の前に堀田が現れたのです。
ちょうどそのときは、ハルが来たため堀田から助けることができましたが、お兄さんも北くんも心配します。
堀田は北くんと小岩店長がうまくいくことが許せないと、北くんの前に現れますが、そのことをGPSでお兄さんに伝えると、小岩店長とハル、お兄さんが駆け付けました。
「北くんに何かしたら絶対許さない!」と北くんを守る小岩店長。
お兄さんも「お前に妹はやらん」、ハルも「次はない」と堀田に釘を刺し、観念した様子の堀田。
「もう来ない」と宣言し小岩店長の言葉に傷ついたようでした。
そして2人きりになる小岩店長と北くん。
巻き込んでこめんなさいと謝る小岩店長に対して、巻き込まれに来たという北くん。
守ってくれてありがとうございましたと、小岩店長を抱きしめ、幸せを実感する小岩店長でした。
お店はいつも通り忙しい毎日を送り、小岩店長と北くんは仲良く堂々とバカップルぶりを発揮する幸せな日常を送るのでした。
マイラブ・マイメイカーの脚本は?
著者は「らくだ」さん。
ジーンLINEで隔週金曜日に配信されていた漫画です。
原作は全部で15話。
この原作ドラマの脚本を務めるのは、阿相クミコさん、波多野都さん、吉田ウーロン太さん。
阿相クミコさんは、日本シナリオ作家協会の会員で、「東京DOGS」や「マルモのおきて」、「カインとアベル」、「ランチ合コン探偵」など多くの作品を手掛けています。
「マルモのおきて」では、2012年第20回橋田賞(作品賞)も獲得した人気ドラマで話題となりました。
波多野都さんは、2008年の「月曜ゴールデンドラマ狩矢警部シリーズ4 京都阿修羅王殺人事件」で脚本家としてデビューし、今はフリーで活動している脚本家。
事件ものや戦隊シリーズの脚本を手掛けていて、月曜ゴールデンや土曜ワイド劇場、警視庁捜査一課9係シリーズなどの作品があります。
吉田ウーロン太さんは、お笑いトリオ「フラミンゴ」としても活動し、俳優も務める演出家です。
俳優としては「リッチマン、プアウーマン」や「絶対零度」などへ出演。
脚本家としては舞台やドラマ、テレビアニメなどを手掛けています。
今回のマイラブ・マイベイカーはこの3人の共同脚本となります。
まとめ
漫画を読んだ人には分かると思うのですが、この著者さんのパン好きが伝わってきます。
パン屋に入るとずらりと並んだキレイなパンと香ばしい香りでお客様を虜にしていますが、そのイメージとは裏腹に、製造している現場の大変さというのも描かれていて、本当にパン屋が好きでないと描けないなぁと感じました。
事あるごとに、赤面したりギクシャクしたりする様子はキュンキュンします!
また、照れ屋さんだけど想いをしっかり伝える北くんもかわいくて、応援したくなります!
ドラマでは北くんの役柄を飯島寛騎さんが演じますが、絶対胸キュンが止まらないんだろうなぁと、もう今からわくわくしています。
連続ドラマが始まる前に、漫画で読んでみることもオススメですよ!