ドラマ『警視庁捜査一課9係』season10の第2話ネタバレ・あらすじ・感想について、まとめてみました♪
V6の井ノ原快彦さんの主演ドラマ『特捜9season3』(毎週水曜日/テレビ朝日)が2020年に放送される予定でした。
そのため2020年5月6日から「警視庁捜査一課9係」シリーズの傑作選を放送中です。
今回のテーマは『殺しのレシピ』です。
フレンチレストランで働く遠藤修斗が撲殺されました。
実は彼には昔いろいろな過去があり、さらに婚約者がいながら別の女性と関係があったりなど驚きが止まりません。
事件を解くカギは『コンソメスープのレシピ』にありました。
では早速詳細を見ていきましょう。
警視庁捜査一課9係season10第2話ネタバレ!
浅輪直樹(井ノ原快彦さん)は石川倫子(中越典子さん)に目を閉じるように言われていました。
許可が出て目を開けると、コンクールに出す抹茶ケーキを用意し浅輪に感想を求めていました。
それから『東京名店ガイド』を出し、デートに誘いました。
パラパラめくっていると、倫子がコンクールで知り合った女性の店が載っていました。
彼はそのフレンチレストランに行こうと言った後、そこで事件が発生しました。
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被害者はスーシェフの遠藤修斗(真山明大さん)で10年前からここで働いていました。
浅輪は村瀬健吾(津田寛治さん)に撲殺か聞くと、鈍器のようなもので殴られていると肯定します。
村瀬は加納倫太郎(渡瀬恒彦さん)に凶器がまだ見つかっていないことを言いました。
小宮山志保(羽田美智子さん)は第1発見者は料理人の松岡高志(青木健さん)です。
矢沢英明(田口浩正さん)と青柳靖(吹越満さん)は松岡に話を聞きました。
彼は朝7時50分頃普段通りに出勤したところ、遠藤が死んでいるのを発見しました。
さらに鍋の火はつけっぱなしだったようで、泊まりこみで仕込みをしていたのではと話します。
因みに作っていたものはコンソメ関係でした。
彼が携帯電話を手にしていたことから、志保は最後の力を使って通報しようとしていたのだろうといいます。
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遠藤は2週間後にオーナーシェフの、パティシエールの娘との結婚が決まっていました。
彼のロッカーから財布が見つかり、中を調べると現金が入っていません。
村瀬は物取りの犯行を疑っていると、次は彼の携帯電話が出てきました。
ではさっき彼が持っていたのは誰のか、新しい謎が浮上しました。
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浅輪は裏口の指紋検出に立ち合っていて、鍵が開けっ放しだったと報告します。
だから犯人は裏口から侵入し、現金を盗んで逃亡したところで遠藤と鉢合わせ、殺害したと村瀬が推測しました。
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オーナーシェフの唐沢貴子(古手川祐子さん)、ソムリエの吉川雅美(萩尾みどりさん)、ホール(接客)の島田麻衣(田村友里さん)が来ました。
彼女たちが遠藤を最後に見た時間は深夜0時頃で、人を待っているようだったと証言しました。
彼に恨みを買うような人物ではないと言ったとき、松岡が鼻で笑います。
そこへ遠藤の婚約者の唐沢逸子(里久鳴祐果さん)が慌てた様子で来て、遺体痕を見て泣いていました。
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死因は頭部を鈍器で殴られたこと、死亡推定時刻は午前1時~2時です。
凶器はまだ見つかっておらず、傷口は楕円形でした。
遠藤の両親が離婚していて16歳まで養護施設に預けられていました。
しかも15のとき少年院に入っていたことも判明し、その1年後にラヴィダンジュに就職した経歴がありました。
それを隠して就職していた場合、唐沢貴子は『料理人の品格』という本を出版している方なので許さないだろうと言います。
そこで彼女たちが彼の過去を知っていたかどうかです。
青柳たちが松岡高志について気になることがあると手を挙げます。
彼は元三ツ星レストランのスーシェフで、遠藤に役職をとられ婚約も決まっていたから面白くないだろうといいます。
志保は矢沢たちに松岡のもとに、加納と浅輪は周辺の聞き込みに向かうよう依頼しました。
実は婚約者が遠藤最後に会っていた人物でした。
遠藤が手にしていた携帯電話は逸子の物だったことが、鑑識結果から判明しました。
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松岡は5年前に彼の料理を気に入ったオーナーがラヴィダンジュへ引き抜いていたことが分かりました。
当時の店舗では彼に良い印象をもっていない様子でした。
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唐沢宅で遠藤は住んでいたが、店舗で寝泊まりすることが多かったようです。
昨夜逸子は午後10時に貴子と車で帰宅しました。
村瀬が事件時間のアリバイを聞くと、2人で夜食を食べていたと貴子から証言がありました。
村瀬が携帯電話を見せると驚いた様子で「どこにあったか」聞きました。
「なぜ彼が逸子の携帯を持っていたのか」説明を求めました。
すると貴子が厨房に置き忘れていたと代弁します。
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浅輪たちは不審者の情報がなかった為、内部犯行を疑っています。
加納がラヴィダンジュの厨房にある冷蔵庫から、コンソメスープを発見しました。
浅輪はこのスープのレシピはオーナーシェフしか知らないと言ったとき、貴子が現場にやってきました。
彼女は遠藤の過去を全て知っていました。
そして彼女のスープを飲んだ遠藤は、「俺でもあんたみたいになれるのか」と聞くと、『人は覚悟さえあれば何者にでもなれる』と言います。
貴子は22歳で逸子を出産し、シングルマザーとなった後料理の世界に入った過去がありました。
今までいろいろな人がコンソメのレシピを知りたくて訪ねてきたが、誰にも教えませんでした。
現場にはコンソメスープが残されていたことを話すと、遠藤が貴子のスープを作るために最後まで鍋から離れなかったといいます。
そのことを聞いた彼女はレシピを伝授すれば良かったと後悔していました。
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青柳たちは松岡の持っていた紙幣を押収しました。
そして遠藤の財布からは松岡の指紋が検出されました。
彼はいろんなところで借金をしていたようです。
志保と村瀬は逸子の話をしていました。
村瀬は遠藤のICカードの履歴をリストから発見し、そこには週2回練馬駅に通っていることが判明しました。
浅輪と加納はコンソメスープの材料を買って戻ってきました。
なんと野菜だけで27種類あります。
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遠藤の紙幣からは松岡の指紋がついていました。
彼は口止め料としてもらったといいます。
遠藤は逸子以外にも女性がいたようで、そのことを話したところ金銭を渡してきたとも述べました。(毎月2万貰っているようです)
松岡は犯行を否定すると、矢沢が「どんな女だった」と聞きます。
顔は見てないが、汚れた作業着姿だったと言いました。
矢沢たちが疑うと、『練馬駅の緑木荘』のアパートへ行くよう反論しました。
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アパートへ行き部屋の調査をしたところ、例の作業着が発見されました。
そこには筆やイーゼルがあることから、絵描きだと判明しました。
大家の話では半年前に、部屋を借りていたそうです。
しかも、近所の人はほとんど顔を合わせていなかったとのことです。
村瀬はお菓子のゴミが入ったゴミ袋を見つけ、中には『アルプスストア』のレシートがありました。(日付は5月16日一昨日のもの)
浅輪がふとカレンダーを見たとき、『18日サルバドール10:00』と記載されていたのを発見しました。
時間が過ぎていたが、念のため浅輪は行ってみることにしました。
青柳は遠藤のレシピ集を発見し、めくっていくと『S1P2』という暗号を見つけました。
これは塩1、コショウ2だと判明しました。
その頃、加納は署でスープを作っていました。
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2人はアルプスストアの監視カメラで例の女性を捜しました。
そして証言内容に合った女性がカメラに映っていました。
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サルバドールに行った浅輪は店員から10:00に2人とも現れなかったが、2週間前に突然やってきて「働かせてくれ」と画家の奥さんとお願いしたそうです。
店員は『子ども絵画教室講師募集!!』の張り紙に目をやり、ちょうど人手が欲しかったと言いました。
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青柳たちが店舗に戻り、写真を撮っているとき従業員たちがやってきました。
そして彼女たちに『CM/MS』について聞くと、
・CM…益田千恵子さん
・MS…佐藤正広さん
お得意様の名前ではないかと言いました。
さらに遠藤がここに勤める前の話を聞いたことがあるか聞くと、雅美がそのことで相談を受けたと話します。
貴子は本当は遠藤との結婚を反対していたことが判明しました。
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貴子は人を使って遠藤の女性関係を突き止めていたのかもと村瀬がいいます。
そして、それを知った逸子が逆上して遠藤を殺害したのではと志保も続けて言いました。
遠藤が握っていた携帯電話は何かのメッセージなのかと2人は述べます。
そこへ鑑識結果を持参した早瀬川真澄(原沙知絵さん)がやってきました。
傷口は楕円で真ん中が切れていました。
因みに早瀬川は防犯カメラの映像を見たとき、画家の女性を知っているような口ぶりでした。
逸子の携帯のアプリを見ていると、『Gryffinas』というのを見たことがあると矢沢がぼやきました。
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浅輪は倫子に逸子の話を聞きだそうと、彼女の周囲をついて回りました。
倫子が言うには、このままパティシエールを続けていくか迷っているようだったとのこと。
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加納が夜を徹してスープを作っていると、早瀬川が9係に差し入れを持ってきました。
先ほどの防犯カメラの話をすると、彼女は『摂食障害』と言いました。
親を裏切ったらいけないと板挟み状態になり、精神的に参り過食にはしることがあるようです。
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逸子のアプリに入っていたのは『盗難防止(監視)のアプリ』でした。
恋人の携帯に入れておけば、行動を監視できる優れものです。
青柳はアクセスした人物がいないか調べてもらいました。
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志保たちはアルプスストアにて例の女性を張っていました。
彼女が大量のお菓子をカゴに入れていたとき、志保たちに声をかけられます。
すると志保が「あなた…」と驚いていました。
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2人の交際を心配した貴子が、逸子の携帯に監視アプリを入れていたことが判明しました。
スープが完成し、貴子が作っていたものと加納が作ったものを浅輪たちに味をみてもらいました。
矢沢が味の違いに気付き、加納も同じ意見でした。
加納は彼のコンソメ研究ノートをパラパラめくり、事件3日前では野菜を15種類しか使っていないと述べます。
3日間で27種類に到達するとは思えないとも。
青柳たちはあの夜に犯行現場にいたのは、貴子だと意見を述べました。
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遠藤の部屋で絵を描いていたのは、逸子でした。
加納がスケッチブックを持ってきて絵を褒めました。
貴子のためにパティシエールとして続けていくか葛藤していました。
そこで逸子に摂食障害だと告げると驚いていました。
彼女は心を満たす為に食べ続けていたのです。
女手一つで育ててくれた貴子を想い、貴子がすることは全部自分のためだと逸子は言います。
母は自分を愛してくれていると言い聞かせていたとき、加納にそれは本当の愛ではないと否定します。
そして遠藤は逸子を助けようとしていました。
遠藤は初めて本当の自分を愛してくれた人だったと逸子は言いました。
貴子に厳しく指導され、過食になっているところを遠藤が心配しました。
貴子と距離を置こうと提案をし、逸子は置手紙を残して家を出ました。
手紙を見た貴子はアプリで逸子の居所をチェックすることが分かっていたので、そして遠藤はわざと電源を入れて呼び出そうとします。
しかし、それがきっかけで母が…。
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貴子を犯人にするためには決定打となる証拠が必要でした。
青柳はコンソメスープは証拠にならないかと述べます。
加納はそのスープが一味足りないと呟いていたとき、ゴミ箱に入っていた卵の殻を見てスープに卵が入っていたことを思い出しました。
浅輪は誰が作ったか分かったかもしれないといって、以前卵を買ったスーパーに向かいました。
スーパーの監視カメラを見せてもらったところ、貴子の姿が映っていました。
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深夜0時頃、コンソメスープを作るために卵を買いに行ったことを貴子が認めました。
卵を持って店に戻り、逸子がいるかも聞きました。
遠藤はもう一度2人で話がしたいと貴子に言うとコンソメスープの作り方を教えてあげると言って、はぐらかされてしまいました。
遠藤がそのままの逸子を見てほしいと頭を下げてお願いしても聞いてもらえません。
貴子は依然としてパティシエールとして生きていかせるといいます。
遠藤は12年前に食べたコンソメスープの味に救われ、今の自分があるというが貴子に決別すると宣言しました。
加納は貴子にスープを味見するように依頼しました。
そして味の決め手に欠けていたのは『くるみ』でした。
それを聞いて加納はピンときて、最後にレシピを知っているのは貴子だけかと聞くと「そうです」と返しました。
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雅美の証言では、くるみ割り器はいつも決まった場所に置かれているようです。
だが、事件直後の写真にはそれが写っていませんでした。
さらに、彼女がくるみ割り器を購入していたこともカメラの映像から判明しました。
雅美は28年前に帝都ホテルで料理人として勤務していたとことへ、貴子がアルバイトとして入ってきました。
さらに貴子が自分以外にコンソメスープを作れる人がいるとしたら、雅美しかいないとも証言しました。
スープにくるみを入れられなかったのはそれが凶器だったからです。
しかし、雅美には遠藤を殺害する動機がないと反論します。
青柳たちは雅美にノートに書かれたアルファベットが、ワインの名前だったことが判明しました。
・CM…シャトーマルゴー
・MS…モレサンドニ
そしてバツ印が書かれた記号が気になり、伝票とワインの在庫を調査したところ、印のついた銘柄の数が合わないと彼女に言いました。
・RC…ロマネコンティ
・MR…ムートンロートシルト
どちらも高級ワインでした。
ワインを横流ししていたことが遠藤にばれてしまいました。
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雅美は当時、貴子のことを出来が悪くて鬱陶しいと思っていました。
ところが、2人で夢の話で盛り上がりレシピを作成したり、店をもとうとも話していました。
コンソメスープはいわば原型で2人で出店するはずでした。
しかし貴子は雅美に味覚でバカしてきたり、フランス帰りで差をつけられたりしていました。
雅美は無理言ってソムリエにしてもらったといいます。
いつクビを言い渡されるか不安な日々を送っていたとき、気付いたら横流しをしていたと話しました。
それから事件当日、店に戻った雅美は貴子にぶたれた遠藤を目撃していました。
忘れ物といってワインを取りに行くと遠藤に「もうやめてください」と言いました。
そしてシェフに全部話してやり直してほしいというが、突き飛ばされてしまいます。
さらに怒りに任せて彼を撲殺してしまいました。
貴子に罪を着せるために、雅美はコンソメスープを作りました。
彼女は一緒に考えたレシピを自分が考えたような気になっていたことが許せなかったと言いました。
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【後日談】
逸子は家を出て1人で生きていくことにしました。
すると貴子も祖母に無理やり研究者にされたくなかった一心から、彼女のもとを離れて逸子を産んだことを話しました。
逸子が出発した後、加納がきて「あなたもずっと傷ついて生きてきたんですね」と言いました。
貴子は天国の祖母を許せるようになったと言いました。
警視庁捜査一課9係season10第2話あらすじ
CASE Ⅱ 殺しのレシピ
【ゲスト】
唐沢貴子―古手川祐子【スタッフ】
脚本 瀧川晃代監督 新村良二
(引用:東映公式サイト)
警視庁捜査一課9係season10第2話の感想
私は遠藤修斗が誰とも浮気をしていなくて本当によかったと思いました。
逸子を匿っていたのだから、松岡に毎月2万を渡さなくても良かったのではないかと思いました。
パティシエールではなく絵に夢中になっていることを貴子にばれたくなかったから、黙ってもらっているのだと考えました。
事件解決後、逸子は晴れて独り立ちをし自分のために生きられるようになりました。
修斗に負けないくらい逸子を大切にしてくれる男性に巡り合ってほしいです。
昔から職業の後継者には長男や長女が選ばれています。
確かに折角築き上げたことが自分の代で終わってしまうことは悲しいと思います。
しかし、無理に押し付けてしまうとその人のしたいことができなくなってしまいます。
家庭間の話なので他人が口出しをすることは出来かねますが、勇気を出して自分の気持ちを伝える動きは大切だと思いました。
だから、逸子が2度目の家を出ていくシーンは母と分かりあえたということなので、とても良かったです。
まとめ
次回は伝説の鑑識の猪狩が志保のところへ帰ってきました。
次の事件は『連続不審死』が発生します。
志保と猪狩のやり取りがかなり気になります。
◎『警視庁捜査一課9係』の全seasonのネタバレまとめ!
>>『警視庁捜査一課9係』1話~最終話までのネタバレ・あらすじまとめ!【season1~12】
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