ハケンの品格2020の第5話ネタバレ・あらすじ・感想について、まとめてみました♪
先週の第4話の後半で、ようやく東海林武が大前春子と同じ職場になりました。
第5話は、東海林武が探し出して売り出している「黒豆ビスコッティ」を巡るお話です。
今回も大前春子が活躍します。彼女がどんなふうに東海林武の力となり、助けるのでしょうか。そして、二人の掛け合い漫才(失礼)はいかに?
北海道旭川の美味しいお菓子をお茶請けに、大前春子劇場を楽しみましょう。
第5話の感想(ネタバレあり)をどうぞ。
ハケンの品格2020の第5話ネタバレ!
ネットで話題沸騰中の、北海道では知る人ぞ知る「黒豆ビスコッティ」を引っ提げて、本社に戻ってきた東海林武(大泉洋さん)。
人気商品になったため、全国展開し、北海道の工場も拡大するという人気ぶりです。
本社に戻った東海林武に労いと激励のメッセージを伝える社長の宮部蓮三(伊藤四朗さん)。
その社長たちに、黒豆にはダイエット効果があるという研究結果を伝えると、それを前面に打ち出して売れ!と指示され、調子のいい東海林武は従う気満々です。
彼の後ろで、不祥事の匂いがすると、大前春子(篠原涼子さん)の不気味な予言が聞こえてきます。
こんな美味しくて痩せるのかな、部長の宇野一平(塚地武雅さん)の一言も気になります。
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北海道旭川にある北乃菓子工房。「黒豆ビスコッティ」を製造している北乃友造(阿南健治さん)のお店です。
借金を抱える北乃友造はこの商品に賭けていました。
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「黒豆ビスコッティ」は大人気商品となり、デパートやスーパーから、うちにも置きたいと、注文の電話が殺到しています。
ダイエットをセールスポイントにしたこの商品、女性だけでなく男性の心も掴んでいるようです。
東海林武は、美味しくてヘルシーに痩せられる、夢のようなお菓子として「黒豆ビスコッティ」を『月刊おやつ倶楽部』に掲載してもらう算段をしています。
特集記事を掲載するにあたり、成分データが欲しいとインタビューアーに言われ、渡します。
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その話を聞いた、大前春子は一言”まずい”と。女性100人からもアンケートを取ったとドヤ顔の東海林武に、その100人は本当に痩せたのかと問う大前春子。
しかし、東海林武は、アンケート結果ではなく、成分を分析した教授の言葉、ダイエット効果のあるシアニジンが含まれていることを強調し、大前春子の危惧する意図は汲み取ることが出来ません。
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東海林武、里中賢介(小泉孝太郎さん)、浅野務(勝地涼さん)は飲みながら、それぞれの結婚観を話しています。
浅野務から、二人とも忘れられない人がいるから結婚しないのか、と聞かれ、沈黙する二人。
浅野務が帰り、残った二人が話題にするのは自然と大前春子のこと。彼女を褒める里中賢介、ぐだぐだくだをまく東海林武、そして、その会話を隠れて聞いている大前春子です。
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以前取材を受けた『月刊おやつ倶楽部』が発売され、取材時の話と真逆の記事が掲載されました。
美味しく食べて痩せるというキャッチフレーズとは逆に、美味しいから太るとの記事に、痩せるはウソと、ネットでも炎上する騒ぎに。
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更に、成分データもおかしいと書かれてしまいます。
里中賢介は、成分分析が出来る資格を持つ大前春子に分析を依頼、チェックしてもらうと、明らかなデータの改ざんが認められました。
一方、東海林武は、分析を依頼した漆原教授(春海四方さん)に詰め寄ると、データの改ざんを認めました。
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宮部社長からも叱責を受け、会見を開き、謝罪することになる東海林武。里中賢介が、当時集めたアンケート結果を突破口に出来ないかとアドバイスをします。
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しかし、部長の宇野一平は、このアンケートもやらせなのではないか、嘘ではないか、でっち上げに決まっていると、派遣社員の福岡亜紀(吉谷彩子さん)、千葉小夏(山本舞香さん)にシュレッダーで処分するように指示してしまいます。
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アンケートがシュレッダーで裁断されたと知った里中賢介は、指示をした部長に憤りを覚えます。
帰宅しようとした大前春子は、「黒豆ビスコッティ」を製造している北乃友造らと東海林武が話しているのを見つめ続けていました。
大前春子は会社に戻り、何をするのかと思えば、シュレッダーで裁断された紙ごみを集めます。
そして、里中賢介と浅野務と一緒に裁断されたアンケートを一晩掛けて復元するのでした。
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翌朝、三人で復元したアンケートを東海林武に渡します。それをもって謝罪会見に臨む東海林武です。
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小山田和正(山田良明さん)、宇野一平とともに謝罪会見に姿を見せた東海林武。
会社側は、事実を明らかにせず、頭を下げ謝罪をして終わりにする方向で進めますが、東海林武は、自ら成分データの改ざんを認め、全て自分の責任であると話します。
同時に、「黒豆ビスコッティ」は本物である、100人のアンケートも真実だと宣言します。
データを改ざんしたことを認めた東海林武を誰も信じることは出来ません。
そんな彼の元に歩み寄る大前春子。彼を助けるためにメモを渡します。そして、アンケートに答えた沢山の方々が感想を伝えるため北海道からオンラインで会見に参加してくれました!
それでも謝罪会見にPRをするのか、ヤラセだと飛ぶ野次。どうなるのでしょうか、S&F社!
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謝罪会見後、電話が鳴り響く営業部。またクレームか?と肩を落とす宇野一平ですが、殺到する注文の電話の嵐でした。またもや、大前春子に助けられたS&Fです。
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騒ぎを収めた東海林武に、13年間本社から離れていた、しがらみのない君にしかできない仕事があると社長の宮部蓮三が告げました。
ハケンの品格2020の第5話あらすじ
#5
2020年7月15日
「このたび営業事業部、営業一課の課長に就任しました東海林武(大泉洋)です」
東海林が十三年ぶりに東京本社に戻った。大前春子(篠原涼子)が気になる東海林だったが、春子は彼をハエ呼ばわり。
東海林は、北海道で美味しく痩せると評判のお菓子「黒豆ビスコッティ」を全国展開しようと、ダイエット効果を証明するデータと、100人の女性達のアンケートを持って帰ってきていた。しかし、雑誌の取材をきっかけに、ダイエット効果のデータ改ざんが疑われ、栄養学の教授のお墨付きも怪しくなっていく。
そして検査分析士の資格を持つ春子が検査することに…。謝罪会見にまで追い込まれる東海林。アンケートは実際に行われ、偽りがなかったが、宇野部長(塚地武雅)は証拠隠滅のため処分を命じ…。東海林のアンケートへの思いを知る里中(小泉孝太郎)は、それらがシュレッダーにかけられたと知って愕然とする。
そんな中、北海道から「黒豆ビスコッティ」を作る小さな工場の社長が上京。春子は「このままだと工場がつぶれそうだからと飛んできた」と聞かされー。
(引用:ハケンの品格2公式サイト)
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ハケンの品格2020の第4話感想
美味しいお菓子が、噂で、売れたり、叩かれたりする今回のエピソード。食品関連の会社では現実的にありそうな話でした。
ただ、シュレッダーで裁断された紙くずを復活されるシーン、さすがにやり過ぎではないか、非現実的でしょ?と苦笑してしまいました。
しかし、3人で復元している姿を観ていると、これは出来るのかもしれない、なんて考えてしまう、春子の強い目力ときびきびした説得力のある所作です。
残業は絶対にしないと言うポリシーに反し大残業をし、しかも夜が明けるまでひたすらアンケートを復元する大前春子。
翌日は、完璧にこなしていた仕事に支障をきたし、本人も壊れてしまいます。壊れた大前春子を見たのは私は初めてです。
壊れたロボットのような姿に、篠原涼子さんをはじめ、周囲の俳優さんたちは、よく笑わずに演じているなと感心しきりでした。
そして、東海林武への思いが、一社員へのものとは異なるものなんだろうな、なんて勘ぐりたくなる回でした。
今の段階では、彼女に聞いても、一言否定されて終わりだと思いますけどね。
また、大前春子たちが復元したアンケートをもって謝罪会見に臨んだ東海林武。
復元したアンケートだけでなく、三人の心、そして、アンケートに答えてくださったモニターの方々の気持ちが背中を押したんですね。
「くるくるパーマ」に加えて「枯れたマリモ」、「腐れマリモ」、「不祥事課長」。大前春子が呼ぶ、東海林武のニックネームの数々。
そして、「とっくり」に加え、「お時給ロボット」、こちらも東海林武が呼ぶ、大前春子のニックネーム。
両方とも”昭和の匂いがする”ニックネームですが、なんだか二人にはお似合いの名前で、脚本家の笑いのセンスに頷けました。
ニックネームをはじめ、とにかくこの二人が言い合いを始めると、観ているこちら側も、なんだか力が出てくる気がします。
そんな安定感の二人の掛け合いが、この『ハケンの品格』を支えているように感じます。何度も言ってしまいますが、やっと本来の『ハケンの品格』が戻ってきた!と感じた第5話でした。
まとめ
このドラマには、やはり大泉洋さん演じる東海林武が必要不可欠、大きな存在だと確信しました。
なんだかんだ言っても、大前春子は、東海林武がいてこそのスーパーハケンなのではないでしょうか。
お互いに言い合いながら、心の底ではお互いを思い遣っている、里中賢介を含む3人。個人的には、里中賢介の恋心をもっと描いてほしいところです。
13年経った今、この三人の恋愛模様がどのように進んでいくのか、楽しみで仕方がない今日この頃です。
※この記事のトップ画像は、『ハケンの品格』公式サイトから引用させていただきました。