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私たちはどうかしている6巻のネタバレ・あらすじ・感想!【26話~30話】

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(画像引用元:Amazon) 

マンガ『私たちはどうかしている』第6巻のネタバレ・あらすじ・感想についてまとめてみました!

 

私たちはどうかしているの第6巻は2018年6月13日に発売しました。

 

今回は七桜の妊娠疑惑、音羽百貨店の催事の件、城島の今後、そして七桜と椿の結婚式と様々な面で動きが出てくるので、引き続き目が離せません。

 

更に七桜と椿について衝撃の事実も明らかになります。

 

大注目の第6巻、早速ネタバレを見ていきましょう。

 

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私たちはどうかしている6巻のネタバレ!【26話~30話】

前巻の続きで、七桜の妊娠を疑われるシーンから始まります。

 

七桜は“疲れていて調子が悪い”と誤魔化しますが、内心は不安でいっぱいになりました。

 

覚悟をしたはずなのに椿を拒めない中途半端な自分を情けなく思いつつも、椿のひとことに一喜一憂してしまう自分は、昔から椿が好きで仕方ないんだと気付きます。

 

同時に幼い七桜が“椿のことが好き”と伝えたときに、母親が困った顔をしていたこともふと思い出します。

 

***

音羽百貨店の催事当日、事件が起きます。

 

前日に七桜は無事わらび餅を完成させ、準備も全て終わらせていたのてすが、何者かの手によって床にばらまかれてしまったのです。

 

慌ただしくなる厨房に女将が登場し、富岡に頼み、上生菓子と星形の最中を用意しているから、それを催事に出すと話し始めます。

 

騒ぎを聞きつけた椿も現れ、困っている様子の2人を見て満足そうに女将は立ち去ります。

 

城島は女将を追いかけ、“わらび餅をダメにしたのは女将なのか”と問います。

 

女将は冷たい目で“誰かさんが役に立たないから”と答えます。

 

実は女将は裏で、母親の入院費をエサに、城島にわらび餅をダメにするよう依頼していたのです。

 

城島はわらび餅に手をかけようとしましたが、結局できず、最終的に女将の手によってばらまかれてしまいました。

 

***

催事場で女将は嬉しそうに店頭に立っていますが、突然七桜が現れ、事態は一変します。

 

星形の最中を持った七桜は

「私の作ったわらび餅を食べてもらいにきたんです、女将さん」

(引用:『私たちはどうかしている』6巻)

と言うのです。

 

女将は最中は自分が用意したものと思っていましたが、富岡は上生菓子しか作っていませんでした。

 

実は最中は七桜と椿が作った御菓子だったのです。

 

女将が何かしてくると予想していた七桜と椿は、ダミーで失敗作のわらび餅を厨房に並べ、本当のわらび餅は最中に入れ女将の用意した御菓子に紛れ込ませていたのです。

 

早速お客様に試食してもらい、その美味しさから瞬く間にその御菓子は人気になりました。

 

一方で椿は3年前のわらび餅のことも女将の仕業だと確信していて、女将にそれを伝えました。

 

対して女将は“そのおかげで椿は勝てたんじゃないか”“何があっても椿は自分を突き離せない”と言い残し、催事場を去ります。

 

城島はわらび餅を食べて沢山の人が笑顔になっている姿を見て、“自分の父親が伝えたかったものはこれだったのか“と気づくのです。

 

そして城島は、嘘をついた自分のためになぜ懸命に動いてくれたのか、七桜に問いかけます。

 

七桜の回答は意外なもので、途中から本来の目的を忘れ、わらび餅を完成させることで頭がいっぱいになっていた、と言うのです。

 

照れながらそう話す七桜に、城島は心を惹かれていきます。

 

最中は無事一番の投票数を獲得し、全国で販売するために商品名を決めることになりました。

 

そこで椿が提案したのは“しまや”、わらび餅を作り出した店の名前を付けたいと提案します。

 

城島は光月庵に残ることになり、お金は必ず返して、わらび餅を自分のもとへ取り戻すことを椿に宣言しました。

 

***

音羽百貨店の催事も終わり、七桜と椿は結婚式の準備に追われます。

 

椿から七桜の母親を招待するかと言われ、七桜は体が弱くて遠くにいるからと誤魔化そうとしましたが、女将に夕子は近くでお店を営んでいることをばらされてしまいました。

 

そして七桜と椿は七桜の偽母である、夕子の店に行くことになりました。

 

夕子は結婚式の誘いに対して、“店があるから、服がないから”と逃げようとしますが、“式は昼なので支障がないはず、服も用意する”と椿に逃げ道を塞がれてしまいます。

 

痺れをきらした夕子は自分は七桜の母親ではないと言いかけますが、七桜に阻止されてしまいます。

 

それでも、もう光月庵に関わりたくない夕子は“母親らしいこともしていない自分は式にはいらない存在なのだ”と断り続けます。

 

すると椿は、過去に七桜が“月日を重ねても末永く幸せに”という意図で葉桜の御菓子を作ったこと、それを見て、冷めた家庭で暮らしてきた自分には無い考えを持っている七桜を特別だと思えたことを話し、七桜を育ててくれたのは夕子なので、どうか結婚式に来てほしいと頭を下げました。

 

真摯な椿の姿に夕子は心を動かされます。

 

 

気を遣った椿は先に帰り、2人きりになった夕子は七桜に、結婚式に自分は行っていいのか、と問いかけます。

 

七桜は首を横に振りますが、話の途中で七桜は吐き気で蹲ってしまい、夕子は七桜が妊娠していることに勘付きます。

 

ただ、七桜は“椿には黙っていてほしい”と言うのです。

 

実は七桜は検査薬を試し、自分が妊娠していることを知っていました。

 

七桜は嬉しいと思う反面、椿との関係に肯定的でない母親が、この状況を喜んでいないのではないかと悩んでいたのです。

 

夕子にも“いちばん喜んでほしい人が祝福してないかもしれない”と悩みを吐露しますが、夕子は“七桜のことを大事に思っている人なら幸せを願っているはず”“自分が母親ならば、幸せになってほしいと絶対に言う”と力強く言うのです。

 

夕子の言葉に勇気をもらった七桜は妊娠のことだけでなく、自分の正体についても椿に打ち明ける覚悟をしました。

 

そして手紙を読めば七桜の母親の潔白を理解してくれ、“さくら”への憎しみも無くなり、自分のことを受け入れてくれるのではないか、と自分と椿の絆を信じることにしました。

 

***

わらび餅が東京で販売されるため、椿は東京への出張に行くことになりました。

 

出発前に話がしたいと声をかけられた椿は、連れていきたいところがある、と七桜を蛍が見える場所に案内します。

 

そして椿は蛍を指輪に見立て、改めて七桜に好きだと伝えます。

 

七桜も勇気を出し話をしようとしますが、椿の出発の時間がきてしまいました。

 

椿不在の中、七桜は大旦那の茶会の日程が早まることを耳にします。

 

七桜は、大旦那が自分たちの結婚式に合わせて日程をずらしてくれたことに喜び、茶会の御菓子は自分に作らせてほしいと言います。

 

今度は城島から自分の部屋の窓を直すのを手伝ってほしいと頼まれ、七桜はまた城島の部屋を訪れることになります。

 

城島は仕事が入ったと席を外しますが、実はすべて城島が七桜へお礼がしたくて仕組んだものでした。

 

城島は七桜が自分の部屋に何か思い入れがあることに気付き、あえて1人でいられる状況を作ったのです。

 

思い出の部屋に入れた七桜は嬉しさをかみしめ、部屋の隅々を見て思い出に浸ります。

 

そして押入れの天井に隠されていた、母親の荷物を発見しました。

 

そこには母子手帳、へその緒、椿の父親から七桜の母親への愛を綴った手紙の数々、七桜宛ての封筒が入っていました。

 

封筒の中には七桜と椿の父親、椿と椿の父親のDNA鑑定書が入っており、そこには七桜が椿の父親の子供であり、椿は血が繋がっていないことを示されていました。

 

突然の出来事に混乱して部屋を飛び出した七桜でしたが、大旦那に声をかけられ、平静を取り戻します。

 

そして七桜は大旦那に“椿を認めてくれたから、茶会よりも結婚式を優先してくれたのか”と聞きますが、大旦那は“自分は光月庵が自分の代で途絶えてしまうことを一番恐れている、(血は繋がっていなくても)世間から見た椿はいちおう跡継ぎになるからだ”と答えます。

 

そして大旦那は続けて、“息子がかつて愛した女性の子である“さくら”という女の子を探している、椿に探せと言っているが何か聞いていないか“と七桜に問いかけます。

 

“何も知らないと”答える七桜ですが、あることに気付いてしまうのです。

 

椿は七桜の母親と椿の父親が愛し合っている姿を見ていて、自分が本当の子供ではないこと、そして“さくら”が光月庵の後継者にあたることに気付き憎んでいるのではないか、と七桜は思ったのです。

 

椿も出張から戻り、大旦那の茶会の日程が変わったこと、その御菓子は七桜が作っていることを耳にし、大旦那の元へ向かいます。

 

そして、七桜の作った御菓子を食べた大旦那に“これは誰が作ったのか、昔どこかで食べた気がする”と言われ、椿は何かに気付いた表情を見せました。

 

一方で女将には身に覚えのない来客があり、対応しようとしていました。

 

そして七桜は椿を苦しめないために、目の前から姿を消すことを決意していました。

 

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私たちはどうかしている6巻のあらすじ

身体の変化に戸惑う七桜だが、そのことを吹っ切ろうとますますわらび餅作り専念していく。七桜がなにかを隠していると気づく椿だが、そこには触れず思いやりを見せる。距離が縮まる二人。一方、城島も自分のしていることに疑問を抱きはじめ揺れる。七夕のデパート催事当日までにわらび餅は完成するのか!? そして、これ以上椿に嘘がつけないと思った七桜はようやく決心する。過去と現在の真実が明らかになる衝撃巻!!

(引用:Amazon

 

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私たちはどうかしている6巻の感想

色々話題はありますが、個人的には城島が改心してくれたことが何より嬉しかったです!

 

本当に御菓子が好きな人に悪い人はいないんだ……と勝手に方程式が出来てしまいました(笑)

 

ただ、城島に3年前の件は椿が犯人ではないことが伝わっているのかが少し引っ掛かりました。

 

まあ、自分の実家の店を商品名につけてくれたことで、分かってくれてるのかなと思いこむことにします!

 

また、七桜と椿が女将を出し抜いたことは、この漫画史上最もすっきりしました。

 

味方だった城島にも裏切られ、2人の御菓子を自らの手で運んでいたなんて、女将はさぞ悔しかったと思います。

 

やっと女将が完敗している姿が見れてすかっとしました。

 

そして夕子も素敵な人でしたね。

 

夕子が七桜を助けてくれることはもうないだろうと諦めていたのですが、リスクを背負ってまで七桜の味方になってくれて、優しい言葉をかけてくれて、心が温まりました。

 

今回の巻で夕子は七桜の一番の救いになっていたと思います。

 

夕子を動かした椿の言動も、七桜への愛が強く感じられて、本当に感動しました。

 

あんなに冷淡だった椿が成長したなあ……とつい親目線になってしまいました(笑)

 

ただ、七桜にとっては厳しい現実を沢山突き付けられた巻でもありましたね。

 

希望の光が一気に閉ざされた七桜の気持ちを考えると、ただただ胸が痛いです。

 

ただ椿も変わり始めていますし、何より七桜を愛していますし、葛藤はありつつも結局は2人でうまくやっていけるのでは、と個人的には期待してしまいます。

 

七桜の意志は固そうなので、きっと黙って消えてしまうんだろうなとは予想はしていますが……。

 

折角2人は幸せになれると思ったところで、突き落とされたので、本当にこの作者の方は裏切らないですね(笑)

 

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まとめ

6巻のネタバレはいかがでしたか!?

 

伝えたいことが多すぎて、いつもより長くなってしまいました(笑)

 

七桜と椿は一体どうなってしまうんでしょうか……ラストの女将の来客も誰なのか気になって仕方ないです。

 

ちなみに番外編で、幼い七桜と椿の可愛らしいエピソードも巻末にあるので、気になる方はぜひ見てみてくださいね!

 

また7巻でお会いしましょう!

◎『私たちはどうかしている』の全話ネタバレまとめ!

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