『警視庁捜査一課9係season1』第6話のネタバレ・あらすじ・感想についてまとめてみました♪
2006年から2017年までテレビ朝日『水9』枠で放送された刑事ドラマシリーズです。
2020年5月6日より特捜9のシーズン1が現在放送されています。
今回のテーマは【動く指紋の謎】に迫ります。
特に動くという表現が何を表しているのか、ぜひ内容を見ながら想像してみてください。
そして今回は連続殺人です。
- 犯人はどんな人物か?
- 9係の人間模様は?浅輪と倫子の関係は?
では、さっそく詳細を見ていきましょう!
警視庁捜査一課9係season1第6話のネタバレ!
矢沢英明(田口浩正さん)は漫画家の妻の早苗(畑野ひろ子さん)の仕事を手伝っていました。
一段落した後、矢沢は仕事に支障をきたす為、先に休むことを伝えました。
早苗は夫に傍で支えてほしいといい「刑事なんて副業やめちゃえば?」と提案してきます。
仕事に対しての熱を言おうとしたとき、彼女は話を早々に逸らし早く寝るように仕向けました。
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非番の浅輪直樹(井ノ原快彦さん)は石川倫子(中越典子さん)と2人で出かけていました。
周囲にはカップルだらけで「俺たちもカップルに見えるかな」とさり気なく言うと「見えないんじゃない」と一蹴されます。
彼女は昼休憩で、「昼を一緒に食べるだけだから」と言い、どこで食べるのか聞くと『中華料理店』を予約していて行こうとした瞬間。
会社から浅輪に電話がかかってきてしまい、現場に急遽行く羽目となり彼女とそこで別れました。
すると陰から2人の様子を見ていた高木は「振られたな」といい、ガッツポーズをして喜んでいました。
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矢沢は目覚ましが鳴るまで爆睡し、「青柳」とぼやいた瞬間に鳴り飛び起きると、同じタイミングで早苗も起きました。
とあるアパート付近にはパトカーが複数止まっていて、矢沢は急いで現場に向かいました。
事件は2階の一室で発生したようで、玄関を入ってすぐの場所で先崎達也(窪寺昭さん)が仰向けで銛が刺さった状態で死亡していました。
青柳靖(吹越満さん)は遺体を見て「犯人には旨そうな熱帯魚に見えたのだろう」と述べました。
被害者の先崎の職業はホストで、傍らにあった『SEN』と書かれた紫色のカードを見ながら趣味は『センスなし』とギャグを放ちました。
部屋の奥にはホステスの伊澤由佳(未向さん)も同じく遺体で発見されました。
彼女は池袋のキャバクラで働いていました。
因みに、4日前から行方不明だったようです。
凶器は包丁でどちらも心臓を一突きされたようでした。
部屋が荒らされていることから、村瀬健吾(津田寛治さん)は強盗の線が濃厚だと言うが、青柳は怨恨ではないかと述べました。
だが、小宮山志保(羽田道子さん)2人は金銭を持っていなかった為、犯人が持って行った可能性もあると主張しました。
青柳が矢沢に話を振ると、「靴を脱ぎ忘れた!足跡ついちゃう!」と声を上げました。
現場を見ていた加納倫太郎(渡瀬恒彦さん)は床に足跡がないか見ていると、後から合流した
浅輪が「今朝部屋から若い男が逃走していくのを見た人がいる」と加納に報告しました。
併せて似顔絵を用意し青柳たちに渡し、残った2人は銛を調べていました。
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青柳たちは先崎が勤めていたホストクラブへ行き、キャバクラ嬢と一緒に亡くなったことをホストクラブのオーナーに伝えました。
彼の話では先崎は、ホストとして使えない・裏では不良を束ねるリーダー格をしていたそうです。
彼の報復を恐れてクビにできなかったと漏らしました。
そして誰からも恨まれて当たり前だとも言いました。
矢沢は似顔絵を見せて心当たりがないかを聞きました。するとキヨシに似てると彼が言いました。
キヨシはここで下っ端をしていたとのことでした。
すると彼は刑事を見た瞬間、突然逃げ出したので2人は後を追いかけました。
キヨシに追いつき白状しろと詰め寄ると「俺じゃない」と否定しました。
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取調室にて。
先崎から借金をしていた彼は返済を待ってほしいことを伝えたとき、青柳が彼の言葉を遮ります。
そしてキヨシは「やっていない」と付け足します。
先崎からの借金は800万あったらしく、青柳が「動機としては充分だ」と犯人にしたてあげようとするが、中々首を縦に振らない彼にイラつき始めます。
「証拠を残したから部屋に入ったんだろう」と聞かれ、「部屋には入ってない」と否定しました。
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『銛』にのみ犯人の右手の指紋が付いていました。
浅輪が執拗に「気になるでしょ」と言うが加納は知らんぷりをしました。
加納は銛の使用方法を浅輪に見せ、昔で海で魚を獲った体験を話していました。
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小宮山は検死の結果、「2人は4日前の14日の午前中に殺害された」と村瀬に報告しました。
村瀬は少々不機嫌で、青柳に先越されたくないんだと茶化されました。
そこへ監察医の早瀬川真澄(原沙知絵さん)がやってきて、指紋などを詳しく報告します。
銛に付いていた前科者リストで『原修太郎(タカ・コンドーさん)』がヒットし、覚せい剤の所持と恐喝の現行犯で逮捕されていたことがありました。
ホストとは別人だと分かり、彼女が青柳たちにも報告すると言った瞬間「言わなくていい」と最初は言いました。
しかし、少し考えた後で「やはり伝えてくれ」と訂正します。
小宮山が原の住所を読み上げると、すぐに聞き込みに向かいました。
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原の住所近辺にて原が自殺したことが聞き込みで分かりました。
彼は一昨日ビルから錯乱状態のまま飛び降りて亡くなりました。
彼らは2人を殺害した2日後に自殺したと考えていました。
その後、加納たちも彼のアパートにやってきて小宮山から自殺したことを告げられます。
そして村瀬は原について調べに近くの池袋署へ向かい、浅輪たちに原の部屋を調査するよう命じました。
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青柳たちは村瀬たちに先を越されたことが悔しくて、矢沢にちょいちょい当たっていました。
さらに早苗の手伝いをしているから寝坊するんだと言いたげな青柳が手伝いを辞めろと言います。
早苗を溺愛している為、「それができたら苦労しない」とぼやきました。
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原の部屋を加納たちが調査をしていました。
「何で2人を殺害したのか」と浅輪は加納に問うが、彼はあちこと周囲を見ていました。
そして部屋の中にあった物はダンベルとミドル級(ボクシング)の賞状とトロフィーが飾ってありました。
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一方村瀬たちは、小田島邦夫(中西良太さん)刑事から伊澤由佳の身元書類を渡されました。
伊澤は生活安全課がマークしていたようでした。
彼女は女子高生や家出した子らに売春行為をしていました。
村瀬は原修太朗の件で来たことを伝えると、「ジャンキーが2人を殺害したのか」と言った発言に小宮山が憶測で話さないよう言いました。
そして原の書類を欲しいというと、小田島は「自殺は間違いない」と断定しました。
原の書類などを渡すよう、鑑識員の八神公仁(丸山智己さん)に言うと「手が離せないから後で届ける」と言いました。
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加納たちは原の通っていたジムに聞き込みに行きました。
彼はそのジムではホープで雑誌にも載ったことがあるほどの有名なボクサーでしたが、町で喧嘩に巻き込まれライセンスを失いました。
その後、ぐれてしまい昔に戻ってしまったといいます。
そして雑誌の写真から原が『サウスポー』だということが分かりました。
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原と共謀した伊澤が先崎を殺害した後、2人の間でもつれが起き原が伊澤を殺害したと青柳が考察しました。
小宮山が「三角関係のもつれ」だと考えました。
しかし2人に接点がなかったことから『動機がない』ことが分かり、村瀬は強盗目的だと述べました。
1人は銛、もう一人は包丁。
とてもおかしな状況だと青柳がいいました。
話が終わると、村瀬は怒りながら帰りました。
浅輪は銛の指紋とボクシングでの利き手が合わなかったことを残ったメンバーに報告しました。
そして話し合いが終わり、帰宅の準備を始めた面々だが加納が遅れて来たことで帰るのをやめました。
それから加納は『下足痕がなかった』ことが気になっていて、仮に強盗目的なら土足で上がるだろうと考えていました。
青柳がスリッパを使ったのではというが、どこにもありませんでした。
そのとき、池袋署の八神が原の荷物を届けにきてくれました。
早速中身を物色し始める面々。
そして一通り中身を見た後、八神を鑑識へ連れて行きました。
その後、署に『東京湾に男の死体があがった』と連絡が入り、案内している浅輪以外現場へ向かいました。
その頃、事件の大小について話していました。
異動願いは出さないのかと浅輪が聞くと、実績がないからと上司が認めてくれないと愚痴をこぼしていました。
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村瀬は高級なレストランで元恋人の安西つかさ(浅見れいなさん)と食事をしながら世間話をしていました。
そこへ電話がかかってくるが、つかさに奪われ切られてしまいます。
彼女は「今、大事な話をしているんだから」といい、さらに「親なんて関係ないから一緒に住もう」と言い出し、村瀬は戸惑います。
そして彼女は「結婚する前に同棲」とまで言い出してきました。
その頃、小宮山は村瀬に電話を切られ怒っていました。
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被害者は野添了(大森ヒロシさん)土産のバイトをしており、3か前から無断欠勤をしていました。
死因は絞殺で、遺体を海に投げ捨てられたようです。
さらに痕を見ると『太さも均一でねじれた部分もない』と早瀬川はいいます。
物は『ゴム紐』だろう推測しました。
さらに青柳が調べてほしい物があると、早瀬川に渡しました。
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加納の娘である石川倫子はシェフの高木が経営する店で、パティシエをしており、現在ケーキの試食を行っていました。
そして高木は倫子に結婚を申し込み、倫子は突然の話で訳が分からないといった様子でした。
ちょうど倫子に会いにきた浅輪も高木の告白を偶然聞いてしまいました。
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早瀬川が鑑識結果を持ってやってきました。
ゴム紐に付着した毛髪のDNAが一致し、一同は喜びます。
原が自殺した際に持っていた物が、野添を殺害した凶器と一致しました。
青柳の見解ではこうです。
・銛で先崎を殺害した後、切り取ったゴムで野添を殺害しました。
・死亡推定時刻が2人と近い
・首の作条痕を見たとき、ゴム紐を思い出した
村瀬はイラついた様子で、浅輪に原の部屋を調べるように命じました。
しかし、昨日既に調べ終えたというと『野添の財布が落ちているかもしれない』と強引に行かせました。
入れ替わりで小宮山がやってきて、『3年前に野添が逮捕された』とことが分かりました。
罪状は『幼い子ばかりを狙う強制わいせつ行為』でした。
村瀬は話を聞きに、池袋署の小田島の元へ行きました。
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浅輪は原のポストに『北条信照』からの手紙が入っていたのを見つけました。
その頃車を運転していた村瀬の携帯に着信が入り、車を止めて出ました。
相手はつかさからで、電話を切ると黙って車を走らせました。
村瀬は途中で降りて小宮山に池袋署へ行くよう依頼しました。
浅輪は息を切らして署に戻ってきました。
手紙の相手は原の保護師でした。
原は薬物依存の件で北条の元を訪れました。
そして施設には入りたくないといっており、北条は長野の農園が実家で、そこで働かないかと提案されました。
結果、彼は15日の昼に長野から戻った為、『犯行は不可能』だという結論に至りました。
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村瀬がつかさの元へ行くと、部屋の中が荒らされていたが彼女は無事でした。
買い物帰りに空き巣犯と鉢合わせてしまったが、何とか追っ払うことができました。
つかさは村瀬に抱きついて号泣しました。
そして捜査の邪魔になる為、別室に移動しながら「玄関の鍵はちゃんと掛けていたのか」と聞きました。
すると、マンションのエントランスにオートロックがあるからと、鍵をかけなかったそうです。
しばらくして小宮山も合流しました。
そして用件を聞くと急用の為、村瀬を連れて移動しました。
内容は『原にアリバイがあったこと』でした。
報告を終えた後、村瀬は彼女の元へ急いで戻りました。
小宮山はスリッパを履いた面々を見て呟きました。
彼はもらった書類を確認すると、そこには小田島の娘の名前が書かれていました。
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小宮山は署に戻り紙スリッパを差し出し、『犯人は下足痕を残さなかった』と述べます。
論点は『なぜ真犯人は接点のない原を選んだのか』について。
やはり濡れ衣を着せるのであれば、知人を選ぶことが予想されます。
さらに原のポケットにはゴム紐が入っていました。
彼が生きている間にそれを忍ばせることは不可能です。
そのため、原が亡くなった後で忍ばせたということとなります。
村瀬は小田島の娘の春香の名前が記載された書類を見せました。
すると青柳はそれを奪って池袋署に行こうとするが、村瀬に止められました。
皆が揉めだしたとき、加納が銛を持って間に入りました。
加納の疑問は銛の指紋でした。
彼は銛の先のゴムを外してさすまた部分を外すと、ただの棒となりました。
そこで問題なのが『どうやって自殺した原に握らせて右手の指紋を取ったか』です。
現場で持っていたら目立ってしまいます。
まずはこの疑問をどう解消していくかがポイントとなります。
矢沢も『なぜ両手で付けなかった』のかが気になっていました。
そこへ浅輪が何らかの理由で指紋を付けられなかったんだろうと言いました。
左手が付いていたのは、死亡時で右手は解剖前の僅かな時間だけでした。
その隙をついて警察関係の誰かが仕組んだことになります。
**
加納は小田島と彼の娘が通っている塾の前で一緒に待っていました。
加納は共通の娘の話を始め興味をひきました。
帰りが遅くなるときには、迎えに行っているそうです。
小田島は娘は一生消えない傷を背負ったといいました。
彼は娘の平穏を守れなかったと嘆きました。
加納は野添が殺害されたことを告げました。
それに対して彼は「なんて言えばいい?」とだけ答えました。
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加納が署に戻ると各々、役割を決めて一斉に出ていきました。
そして浅輪に「犯人が分かったようだね」といい、浅輪は話しました。
【凶器】
・銛でなければならなかったこと。
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池袋署の八神を訪れて、彼の取調を行いました。
・凶器のゴム紐を、鑑識を通り越して9係に持ってきたこと。
・銛について
どうしても銛でなければならなかった理由は、蛍光灯のような筒の中に銛を入れて運べば怪しまれない。
・アリバイがない
これらを提示した後、八神は3人を殺害したことを認めました。
一発目に死んで当然だったんだと切り出しました。
小悪党がいるから、昇進試験を受けられないと逆恨みでした。
そして予定通り銛で先崎を殺したが、伊澤がいたことまでを予想できず包丁で刺殺しました。
野添を個人的にマークしていて、女の子たちは苦しんでいるのに野添が平気な顔をしていたことが許せなかったようです。
遺体を海に捨てたのは発見までの時間稼ぎだったそうです。
その後、濡れ衣を着せる相手を探していました。
それが死んだ原でした。
理由は誰も困らないからという理由で、選んだようです。
そこからは八神の現場工作が始まりました。
わざとゴム紐を発見したり、銛に指紋を付けたりと。
因みに死後硬直が早くて握らせることが困難だったようで片手だけにしたそうです。
よてい八神は人間のクズだといい、浅輪が怒り出します。
加納が原の左手が硬かったことについて、こう話していました。
若くて筋肉質の人ほど固まるのが早いようです。
理由が分かると八神は悔しくて号泣しました。
**
【後日談】
小田島が村瀬たちに謝罪をし、花を添えていきました。
浅輪は倫子の店に行き話をしようとすると、高木が奥から出てきて食事に行こうと言い出しました。
すると倫子は「浅輪と付き合っている」と突然言い始め、本人も驚きました。
加納は様々な種類のスリッパを履いて試した結果、健康サンダルに落ち着いたようでした。
警視庁捜査一課9係season1第6話のあらすじ
第6話 警視庁捜査一課9係「動く指紋の謎」
放送日:2006年5月24日 テレビ朝日ホスト・先崎(窪寺昭)と恋人の由佳(未向)が殺された。凶器として使われたモリに残された指紋から、前科のある原(タカ・コンドー)の犯行だと断定。だが、原は二人が殺害された2日後に自殺していた。加納(渡瀬恒彦)と浅輪(井ノ原快彦)は、原の部屋でボクシングのトロフィーを発見。原が所属していたボクシングジムへと聞き込みに向かう。
(引用:『ザ・テレビジョン』)
また、以下の記事で、『警視庁捜査一課9係』season1の第6話を無料視聴する方法をまとめています。
>>警視庁捜査一課9係の見逃し動画を無料で1話~全話視聴できるサイト!【season1~12】
警視庁捜査一課9係season1第6話の感想
同じ署内で3つのグループがあり、それぞれ同じ事件を担当しています。
そしてグループごとに味があり、時折見せる昭和なギャグも飛びだしとても面白いドラマでした。
さらに共通していたことはどこも『負けず嫌い』だということです。
しかし矢沢は早苗からは刑事を辞めろ、青柳から手伝いを辞めろと板挟み状態で大変だと思いました。
そして村瀬も元恋人に振り回されるといった意外な面も見られました。
あの歪んだ性格はつかさが絡んでいたようですね。
矢沢と村瀬は女性に弱いことが分かりました。
そして最後に浅輪が倫子と付き合う展開に!
次回も9係の人間模様が楽しみです。
まとめ
今回は警察の内部に犯人がいたので、本当に驚きました。
さて次回は船上での殺人事件が起きてしまいます。
9係はどのように事件を解決するのか、次回も目が離せません。
◎『警視庁捜査一課9係』の全seasonのネタバレまとめ!
>>『警視庁捜査一課9係』1話~最終話までのネタバレ・あらすじ・視聴率・キャストまとめ!【season1~12】
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※この記事のトップ画像は、『Amazon』から引用させていただきました。