『警視庁捜査一課9係season2』第7話のネタバレ・あらすじ・感想について、まとめてみました♪
『警視庁捜査一課9係シーズン2』第7話は、2007年6月6日に放送されたドラマです。
銀行頭取の娘の誕生日パーティーに、ライフルを持った男が襲撃し、招待客を人質に取りました。
要求は9年前に起こった強盗殺人事件で逮捕された死刑囚の釈放でした。
9年前の事件を調べていく内に、襲撃犯と頭取が関係している頃が発覚してきます。
・20人以上の人質を取った襲撃犯の本当の狙いとは一体何でしょうか?
・9年前に起こった事件の真実は解明されるのでしょうか?
さっそく詳細を見ていきましょう!
目次
警視庁捜査一課9係season2第7話のネタバレ!
帝和銀行頭取の志田玄一郎(鹿内孝さん)の娘仁美(英玲奈さん)の誕生日会に招待された、村瀬健吾(津田寛治さん)。
誕生日会がスタートすると、清掃員に変装していた男がライフルを発砲し、会場を占拠してしまいました。
加茂崎の要求は「2時間以内に死刑囚の阿川泰造(江端英久さん)の釈放そして、この会場に連れて来る事と人質の身代金5億円です。そして、要求を呑まなければ、人質を殺していく 」と指揮官に伝えました。
死刑囚を名指しで指名しているという事は、何か関係があるのか?まずは、死刑囚の阿川と犯人の関係を調べていく9係のメンバーでした。
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加納(渡瀬恒彦さん)と浅輪(井ノ原快彦さん)は、頭取の志田玄一郎宅に行き、事情を話しました。志田は大変驚き、金は何とかする、現場に行きたいと話します。
青柳(吹越満さん)と矢沢(田口浩正さん)は、9年前に死刑囚阿川が起こした“横井夫妻強盗殺人事件”につて弁護人に話を聞きました。
事件後、阿川の自宅からは現金3000万が発見されています。
しかし、阿川はその後の取り調べで「横井夫妻の殺人は見知らぬ奴に頼まれた。強盗はしていない」と話したそうです。弁護士は罪を軽くする為の姑息な言い逃れでしょう と話しています。
また、当時高校生だった娘は遠い親類の下へ行き、事務所があった場所は更地となっているとの事です。
「2人殺して、強盗とは、そりゃ死刑になるよな。そんな奴釈放して犯人はどうするつもりだ?」と青柳は不思議がりました。
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SIT(特殊犯捜査係)が現場に到着し、会場の外を取り囲っています。中では村瀬が犯人と接触していました。
「武装したところで、アンタは1人、こっちは23人だぞ。監視するだけでも大変だろ。せめて女性だけでも開放しないか?」
「断る。それより自分の心配をしたらどうだ?」カチャッとライフルを村瀬に向けました。
“金は頭取が直接持ってこい”と捜査本部に電話が掛かってきました。
犯人は一週間前に入ったばかりの加茂崎(榊英雄さん)だという事が分かり、志田を名指しするという事は、犯人が志田に恨みがあるのでは?と推理をした9係のメンバーは履歴書を志田に見せますが、知らない人物だと。
そして、帝和銀行で9年前に大規模なリストラがあった時、志田は目黒支店の支店長だった、と話しました。
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小宮山(羽田美智子さん)と浅輪は、帝和銀行目黒支店でリストラをされたスタッフのリストを確認すると、今回の事件を起こした加茂崎の名前がありました。
また加茂崎の取引先法人名簿の中に、横井不動産の名前を見つけ、一連の事件の繋がりが明るみになりました。
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情報を伏せていましたが、何者かのリークで、マスコミが現場にやってきました。そして阿川が到着しました。
加茂崎は、「阿川は中庭まで1人で来い。テレビカメラも一緒にきて中継をしろ。志田玄一郎は指定したマスクとサングラスを着用し、金を持って同じ場所へ来い」と指示を出しました。
お金を運んで来た志田を目にした阿川は驚き、「こいつだ!こいつが俺に殺人を依頼したんだ!」と騒ぎ始めた。
驚いた志田は「なんの事だ?」と尋ねました。
「その声間違いねぇ。こっちは覚えてんだ!!」と阿川が言うと、窓ガラスが開き、ライフルを持った加茂崎と怯えている志田の娘仁美が姿を現しました。
「阿川泰造!お前は9年前、横井夫妻を殺害したな?それを依頼したのは、そこにいる志田玄一郎だな?」と加茂崎は尋ねました。
「あぁ。そうだ。この格好で殺害を依頼してきた。前金500万、後金2500万全部で3000万もらった」と阿川は答えました。
加茂崎の本当の目的は、阿川と志田をテレビカメラの前で面通しをさせる、という壮大なものでした。身代金というのも志田を誘き出す道具です。しかし、何故9年も経った今頃なのか?と疑問が浮かびました。
「阿川の死刑が確定したからだろう。唯一の生き証人が居なくなっては、真相は闇の中だからな」と加納が話しました。
大声で取り乱す阿川に「君など知らん!」と話す志田の姿がありました。
「お前に殺人を依頼し、志田はのうのうと生きているんだ!どうやって殺人を依頼したか志田に思い出させてやれ!!」と加茂崎は阿川を煽りました。
冷静に状況を観察している加納は「浅輪君。こんな事件を起こして、真相を暴いたところで加茂埼にとってどんな意味があるのだろうか?」と尋ねます。
リストラされただけにしては、行っている事が大掛かりだよなぁ。と9係のメンバーは首を傾げました。
室内では、加茂埼の目を盗み村瀬が「俺が合図をしたらSITを突入させてくれ。爆弾のリモコンは俺が抑える」と小宮山に電話を掛けました。
机の上には犯人が用意した爆弾のリモコンが無造作に置かれていました。
「なぁ、もういいだろう。金はここにある、娘を開放してくれ」と懇願している志田と「死刑になるやつが嘘をつく訳ないだろう!信じてくれ!」とカメラに訴える阿川の姿があった。
「おい!!警察はこれで良いのか?もう一度調べなおせ!」
周囲を取り囲んでいる警察に向け、加茂崎が叫んでいると「突入!!」の言葉で、SITが突入してきました。
現場には清掃員の服が隠されており、加茂崎が逃げだした と情報が入ります。
情報を聞いた浅輪はヘルメットを未着用のSIT隊員に声を掛けます。
「突入の際に紛失してしまいました」そういって逃げ出そうとしますが、加納が行く手を阻み、確保に成功しました。
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加茂崎はパーティーの情報の入手方法を黙秘していました。
9係のメンバーはパーティーは主催者のごく親しい人だけ招待されており、誰かが情報を漏らすなどはあり得ない。加茂崎は事件前に清掃員として潜入しており、招待客の中に、共犯者がいたのでは?と話していました。
そして、小宮山が志田の口座記録のデータを見つけ、3000万の引き出しを確認しました。
事件映像を見返していた加納は「いい加減にしたまえ。君のような人殺しを繰り返す人間の言葉を世間が信用するとおもうかね?」という言葉に引っかかっています。
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志田宅に、検察庁の鈴里(星野真里さん)が訪問し横井夫妻の事件について志田に話しました。「自首してください。あなたは娘が人質に取られているにも拘わらず、罪を一切認めていません。それが証拠です。娘の危機を感じているのなら、嘘だとしても認めるでしょう?」
詰め寄る鈴里に「もうやめましょう。加茂崎の共犯者はアナタだったのですね」と村瀬が淡々と話し始めました。
「加茂崎は清掃員の制服の下に、SITのレプリカを着ていた。僕が警察官だという事を知ったアナタは利用した。そして解放された後、横井夫妻の事件を調べない警察にしびれを切らし、志田宅にやってきたのですね」そう伝え、連行していきました。
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「いやぁ、とんだ災難ですよ」と安堵する志田に対し、放送で発言をした内容について、加納が聞いてみました。
「そうですよ。リンチ殺人をするような奴は人殺しを繰り返す…」と話したところで、シマッタ!という顔をする志田に「阿川がリンチ殺人をした時は未成年で、実名報道はされていません。横井夫妻の事件の際も、報道されていません。どうしてご存じなのですか?」と静かに尋ねる加納。「本人から直接聞いたとしか考えられませんね」と浅輪が続けました。
志田が前金を渡した時、以前殺人を犯していた事を阿川は話していました。
バブル時代に横井夫妻と志田は手を組み、法外な地上げを行っており、バブルが終わった後も、脅されていたと話す志田でした。
志田の逮捕を聞き、「すべて私が計画したことです」と罪を認めます。ただ、加茂崎も“すべて自分がやった”と話していました。
横井夫妻の遺影に頭を下げ「ご両親の事件には、きっと支店長が関係している。君のお父さんと支店長の関係は薄々気付いていた。リストラされた今となっては、調べようがないけれど…」と話す加茂崎に鈴里は答えました。
「加茂崎さんのいう事が本当なら、私が真相をつかみ取ります。何年かかっても必ず」
その後、支えあいながら過ごした2人は、阿川の死刑を知り、今回の事件を起こす事を決めました。
「お前の気持ちは彼女に届いているよ、きっと」加茂崎にそう伝えました。
警視庁捜査一課9係season2第7話のあらすじ
第7話「狙われた誕生会」
2007年6月6日(水)よる9:00~9:54村瀬(津田寛治)がつかさ(浅見れいな)のお供として出席した、大銀行の頭取の娘・仁美(英玲奈)の誕生パーティーに、凶器を持った男が乱入。出席者を盾に警察側へ不可解な要求を求める事件が発生した。
男の要求は阿川(江端英久)という死刑囚の釈放と現金5億円。倫太郎(渡瀬恒彦)と直樹(井ノ原快彦)から話を聞いた仁美の父・玄一郎(鹿内孝)は5億円を準備する。
それにしてもなぜ阿川の釈放を要求するのか?阿川は不動産会社を経営していた横井夫婦を殺害、3000万円を奪ったが、阿川は強盗については容疑を否認、横井夫婦殺害についても見知らぬ男から依頼されただけ、と証言していた。が、訴えは通らず阿川には死刑判決が。当時横井夫妻には高校生だった娘もいたが親類に引き取られていったという。
身代金を仁美の父・玄一郎に直接運ばせろ、と要求してきた。身代金を玄一郎に運ばせるということは、玄一郎に恨みを持つ者の犯行か?玄一郎から大規模なリストラがあったことを聞かされた直樹らは、リストラされた行員の中から清掃員の男・加茂崎(榊英雄)を発見する。しかも、加茂崎は阿川が殺害した横井夫妻の不動産会社を担当していた・・・脚本 入江信吾
監督 油谷 誠至
警視庁捜査一課9係season2第7話の感想
立てこもり犯は、人質が23人もいるにも関わらず、犯行を決行したことは無謀だなぁ。と思っていましたが、人質の中に、共犯者が居たのですね!マスコミを呼びつけ、9年前の事件の黒幕と実行犯を面通しさせるアイデアは、結末を聞くと、なるほど!と納得できました。
両親を死に追いやった黒幕に復讐する事ではなく、逮捕される事を目的に罪を犯した2人は、本当に愛し合っていたのだな。と感動しました!
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まとめ
帝和銀行頭取の娘の誕生日会が行われている最中に、ライフルで襲撃した男が、招待客を人質にし「9年前に強盗殺人事件を起こして死刑囚になった男の釈放と、現金5億円」を要求しました。
5億円は銀行頭取に持ってこさせろと指示を出しました。誕生日会の会場で5億円を運ぶ頭取を見た死刑囚は「9年前の強盗殺人事件を3000万で依頼してきた男だ!」と騒ぎだしました。
不審に思った9係のメンバーは9年前の事件を調べていくうちに、襲撃犯も関係者だと判明する。強盗殺人事件の被害者の娘と襲撃犯が共謀し、今回の襲撃事件を起こしたのです。
2人の目的は、銀行頭取の逮捕でした。9係のメンバーの捜査の甲斐もあり、無事に頭取を逮捕出来ました。
第8話も見逃せませんね!
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