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朝ドラ『エール』第58話(第12週)のネタバレ・あらすじ・感想をまとめてみました♪
喫茶店バンブーの店主・梶取保と恵の馴れ初めが明らかに!?
二人の出会いは古本屋だった!?なんと保は昔、古本屋の店主だった!そこに偶然来店したのが恵だった!
2人は確実に距離が縮まっていくがなかなか進展しない様子…。そんな保の背中を押したのはなんとあの少年!?
そして、その少年を連れてきた謎の男性の正体とは…!?今話も先の見えない展開でドキドキな朝ドラ『エール』。
今回は2020年6月17日(水)放送の第12週58話についてです。
エール(朝ドラ)58話のネタバレ!【12週目】
今日はバンブー夫婦のなれそめをお届け🎋✨
保が店主をしていた古本屋で出会った2人。
本の話で盛り上がり、恵はお店に通うようになっていました📕#朝ドラエール#仲里依紗#野間口徹#3月中旬に撮影 pic.twitter.com/iFGfintuBm— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) June 16, 2020
今週は特別企画を放送している朝ドラ『エール』。今回は喫茶店バンブーの店主達の馴れ初めについて描かれています。
主人公・古山裕一とヒロインの古山音がバンブー店主にある質問をしました。バンブーという店の名前の由来についてです。
今回は裕一のそんなひょんな質問から物語が始まっていきます―。
店主・梶取保は10年ほど前、古本屋の店主をしていました。本にしか興味がないと言った感じの青年でした。
そこに謎の常連客・木下一がやってきます。古本2冊を購入し、保に話しかけます。もう少し外に出てみるのはどうか、というのです。
保は店の外には出たがりませんでした。店の中で一日中レジに座り、会計の時以外は本を読んで過ごしていました。
木下の言葉に一言、外は嫌いと答えすぐに本に視線を戻します。木下は慣れた様子で再度保に言います。
ずっと座っているのは心身に悪いからまた店にコーヒーを飲みに来い、と。しかし保は言いました。
家でも店と同じコーヒーが飲めるのになぜ店に行かなければならないのか、と。実は昔、保は木下にコーヒーの淹れ方を教わっていました。
その為、店に行かずとも家で木下の淹れる味のコーヒーが飲めるのです。そんな保の発言に木下は再び口を開きます。
コーヒーを楽しむということは、場所や空間、雰囲気も含めて言うのだ、と。しかし保の気持ちに変化は起こりませんでした。
そんな中、赤いつば広帽をかぶった女性が来店します。木下が帰った後、店の奥から物音と悲鳴が聞こえます。
保が駆けつけると、その女性が本とともに座り込んでいました。保は気を付けて、と声をかけます。
それに対しありがとうと女性が返答すると、保は冷静に一言。いや、本が傷みますと。それに苦笑いする女性…。
その女性が少し気まずそうに下を向くと一冊の本が目に入りました。夏目漱石の“吾輩は猫である”でした。
彼女は表紙を見ただけでそれが初版であることを言い当てました。その様子を見た保は驚きます。奥付を見ていないのになぜわかったのかと問います。
すると彼女はにやりと笑いました。そう、この女性こそが現在の保の妻・恵だったのです。
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保は一人、夕飯を食べながら昼間の出来事を思い返します。恵は知識が豊富でした。“吾輩は猫である”についての説明を聞き、納得してしまいました。
更に、夏目漱石の本の中で一番好きな“こころ”に関する豆知識も知っていました。本の最初の見返しの裏にラテン語が書いてある、というのです。
言われるがまま見てみると本当にラテン語が書いてありました。それは“学は長く、人生は短い”というヒポクラテスの格言でした。
その格言が少し心に残った保。1人彼女の名前をそっとささやきました。
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それからというもの、毎週木曜日に恵が来店するようになりました。保は口にはしませんが、それが少し楽しみでした。
一度だけ、恵が来ない木曜日がありました。その日保は遅くまで店を開け彼女を待っていました。そこに木下が来店し茶々を入れます。
保は少し向きになって本の整理をしていただけだと答えます。しかし木下は保の気持ちをお見通しな様子でした。
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それから3か月が過ぎた頃—。木下が保に進展について、どうなの?と聞きました。しかし保はしらばっくれます。
すると目の前に少年が立っていました。それは、木下が連れてきた“親戚の子”でした。
少年は静かに自己紹介をし、話し始めます。木下から保の現状を聞いていた少年は、保に「早く勝負をかけた方がいい」とアドバイスしました。
その少年とはなんと…!主人公・古山裕一の幼馴染であり、ヒロイン・古山音の学校の先輩でもある“佐藤久志”だったのです。
馴れ初めを聞いていた裕一は突然なじみのある名前が出てきて驚きます。そして、裕一の話を聞いた店主達自身も驚きました。
なんと久志は、今もバンブーに通う客の一人だったのです。さらに保曰く、久志が恋のキューピッドだったというのです!
それを知った音は凄いな…と零しました。
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幼い久志は保と話をします。なぜ行動に出ないのか、と問う久志。保が答える間もなく、保の気持ちを代弁し始めます。
的確に心の内を悟られた保は自分が愚かに思えてきました。そんな保に、久志はとある本の名言を教えました。
人は行動することで自分を変えられる、と。そしてまずは食事に誘うよう保を諭すのでした。
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数日後―。恵を食事に誘おうと待ち構える保。いざ恵がやってくると緊張から動作がギクシャクしてしまいます。
恵には訳が分かりませんでしたが、明らかにおかしいことはわかりました。そして保は逃げるようにコーヒーを入れに行きました。
保のコーヒーを飲み、おいしいと笑顔を向ける恵。そんな恵に対し、食事に誘うことの緊張で顔が険しくなる保。
ついに、勇気を振り絞り保が口を開きます。しかし、緊張のあまり“ご飯”と言えず、“碁”をやることになってしまいます。
その日の夜。保と木下、久志が居間に集まっていました。保は、人はそんなに簡単に変われないと零しました。
いつもなら保を諭す久志が、今日は大人しく黙っています。そんな久志に木下が声をかけると、久志は言いました。
2人は鈍い、と。なんと久志は、恵の左手の薬指に指輪が光っていたのを見逃しませんでした。
婚約者に指輪を送るという慣習はまだ日本にはありませんでした。しかし、外国ではそういった慣習があることを二人に説明する久志。
それを聞いた保は投げやりになります。確かに、今までの恵との会話を思い出すと、端々に外国人が登場していました。
恵が竹取物語を外国人に読ませた話をする恵を思い出す保…。婚約者がいるのなら食事に誘う必要はないと言い始めます。
しかし、木下と久志は諦めませんでした。彼女がこのまま月に行ってしまう前に行動を起こすようにと久志が言います。
それには訳がありました。久志は“議員の息子”として育ち、様々な苦労を乗り越えてきていました。久志は自分も行動したから、保にも行動して欲しいと話します。それに心打たれた保は決心を固めました。
そして、2人に感謝を恵の元へ走っていきました。木下と久志はその行動に、嬉しさのあまり二人でこぶしを突き上げました。
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バンブーでは、その続きを恵が再現します。保はなんと、外国人の彼と恵が歩いていると突然目の前に来て求婚したと言います。
しかし恵は、左手の薬指にそんな意味があるとは知らずにファッションとして付けていただけでした。
更に、外国人の彼は学生時代の友人だったのでした。しかしそのミラクルが起きた結果、二人は結婚しました。
結婚し、二人で店を始めるときに恵が“バンブー”と名前を付けました。きちんと地に足を付けて生きて行かなきゃという意味も込め“バンブー”と名付けたのでした。
4人が久志の凄さを実感していると店のドアが開きます。丁度、久志が来店したのです。
その時の4人には、久志が竹取物語で光る竹のように光って見えました。
エール(朝ドラ)58話のあらすじ
【連続テレビ小説】エール(58)「古本屋の恋」
6/17(水) 午前8:00-午前8:15喫茶「バンブー」の二人、保(野間口徹)と恵(仲里依紗)の物語。10年ほど前、保は亡き両親の跡をついで、神田で古本屋を営んでいた。人付き合いが苦手、外にも出たがらない保だったが、ある日客として店を訪れた恵と話をしてから、彼女がやって来る木曜日を心待ちにするようになる。お店の常連客、木下(井上順)が連れてきた親戚の子が、実は幼い久志(山口太幹)で、ある重要な役割を果たしたことが明かされる!
(引用:NHKプラス)
また、『エール』58話を無料視聴する方法を、以下の記事にまとめています。
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エール(朝ドラ)58話の感想
バンブーの店主達の馴れ初めは意外なものでしたね。いつも明るく天真爛漫な雰囲気の恵が文学好きだったとは…。
凄いギャップに思わず戸惑ってしまいました(笑)。保も今でこそあんな優しい雰囲気ですが、昔は根暗だったというのは凄いギャップです。
そんな二人が結婚するまでにあんな出来事があったなんて…。今回の特別企画がなければ知る由もありませんでした。
素敵な夫婦は出会い方も素敵なんですね!憧れます…(笑)。これからも仲睦まじく経営する二人に注目していきたいですね!
まとめ
現在特別企画を放送中の朝ドラ『エール』。今回は喫茶店店主達の馴れ初めについてでした。
次からは歌姫“双浦環”についてです。果たして彼女の過去とは一体どんなものだったのでしょうか!?
そんな気になる次回は2020年6月18日(木)朝8時から放送です!お見逃しなく!