『警視庁捜査一課9係season1』第7話のネタバレ・あらすじ・感想についてまとめてみました♪
2006年から2017年までテレビ朝日『水9』枠で放送された刑事ドラマシリーズです。
2020年5月6日より特捜9のシーズン1が現在放送されています。
今回のテーマは【船上の目撃者】です。
船から事件現場を見てしまうのですが、普通に乗っていたら気づくことってできませんよね。
しかし、本日の目撃者は事件にすぐ気づくことができました!
犯人はどうやって目撃させたのか。
そのやり方が一風変わっていました。
では、さっそく詳細を見ていきましょう!
警視庁捜査一課9係season1第7話のネタバレ!
浅輪直樹(井ノ原快彦さん)と石川倫子(中越典子さん)は養鶏場に仕事用の卵を取りにきていました。
倫子は前回、浅輪に突然交際を申し込んだ為「ごめんね」と謝罪しました。
彼女はまだまだパティシエについて勉強して1人前になりたいと思い、宮原の告白を断り浅輪と交際していると嘘をついたのでした。
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水上バスにて小宮山志保(羽田美智子さん)は婚約者の片山学(石橋保さん)と結婚式で着る和服のカタログを見ていました。
そして非番には『茶道・華道・着付け』を習うようにいってきました。
石橋は志保に早く警察を辞めて実家である京都の呉服屋で花嫁修業をしてほしいと思っています。
そのとき乗客が騒ぎ出し、志保が駆け付けるとマンションの建物で男女が揉み合っているところを目撃しました。
女は男を刺した後、突き落とし建物内に逃げていきました。
志保が遺体の元へ駆けつけ顔を見たとき、「この人…」と呟きました。
被害者は長久保伸一(寺十吾さん)、アパレルメーカーPIGSの社長です。
豚のイラストが描かれたTシャツを販売するなどいろいろ精通していて、若者のカリスマ的存在でした。
長久保のアトリエには大きなベッドがあり、1階にはPIGSの倉庫として使用されていました。
容疑者はPIGSの関係者で髪の長い女性だと分かり毛髪も発見されました。
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遅れてやってきた村瀬健吾(津田寛治さん)は、到着早々に青柳靖(吹越満さん)から嫌味を言われるが無視し水上バスから目撃した乗客リストについて聞きました。
手配ができていると分かり、村瀬は浅輪に乗客全員に話を聞くように命じました。
外に出ると加納倫太郎(渡瀬恒彦さん)は柵から下を覗いていました。
そして黒くなっている部分を発見しました。
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長久保伸一の妻の礼子(紫吹淳さん)はかつてパリコレにも出ていたことがありました。
結婚したのは3年前で雑誌には『理想の夫婦』としてピックアップされていました。
そして子供もいなかったが、夫婦仲は良好でした。
彼の遺産は彼女に渡されます。
長久保邸に村瀬たちが到着し、礼子に「ご主人に恨みをもっている人がいないか」聞くと仕事のことは分からないと返しました。
「女性関係は」と聞いたとき聞き返してきたので、犯人は髪の長い女性だと告げました。
それに関する答えは「知らない」でした。
最後に夜9時のアリバイを聞くと「愛犬と散歩をしていた」といいます。
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水上バス乗り場で船員から乗客リストを受け取った浅輪は、バスに乗り込む加納に気付きました。
実際に船の上から現場を見るためでした。
そして浅輪は乗り場から加納が大きく手を振ってくる様子を冷めた目で眺めていました。
負けず嫌いな青柳は矢沢英明(田口浩正さん)と長久保の職場に来て、商品の値段について言い争いをしていたとき従業員が声をかけてきました。
長久保が亡くなっても経営は続投、デザインは普段専務がやっていたようです。
そこへ青柳が容疑者らしき赤いジャケットの髪の長い女性を見つけ、矢沢に確認をとると彼女が専務の樋口美香(岩橋道子さん)だと分かりました。
彼女もこちらに気付き会釈をしました。
美香は長久保にあまり良いイメージがありませんでした。
長久保とは10年前に専門学校で知り合い、ワンルームマンションで起業してから二人三脚でやってきました。
仕事分担は彼女がデザインで、営業は長久保と決まっていました。
そして経営は彼女がそのまま引き継ぐ形となりました。
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浅輪が乗客リストを元に電話をかけまくっていたが、途中で充電がなくなってしまいます。
そのとき加納がバスから降りて現場ビルを探したが、「船上からビルを見つけるのは困難」だといい、第一発見者を浅輪が探すと言いました。
村瀬と志保は愛犬を借りて散歩コースを辿りながら周辺の聞き込みをしていました。
そのとき、昨晩礼子と犬を見たという恩田亮介(岡本竜汰さん)が声をかけてきて彼のアトリエで話を聞きました。
恩田は夜の9時頃に犬が落とした『迷子札』を拾いました。
犬を連れた女性の特徴を聞くと『ショートヘアで細身の女性』と記憶していました。
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署に戻り、礼子にアリバイがあったことを報告しました。
さらに長久保が171cmで犯人の身長はそれより低いと志保が証言し、礼子は長久保と大きく身長差がないことも含め容疑者ではなくなりました。
矢沢は美香の身長が160cm前後あること、長久保をよく思っていなかったことから容疑者候補にあがりました。
そして一人暮らしの為、アリバイを証明する人はいませんでした。
青柳と矢沢が勝ち誇ったように喜んでいたところ、加納が雑誌を見比べながら不審な点に気付きました。
わずか3か月で美香の髪がショートからロングに変わっていたのです。
ちなみに青柳たちが会ったときはロングでした。
そこへ鑑識の早瀬川真澄(原沙知絵さん)が毛髪鑑定をもってきました。
その結果、ウィッグだと分かりました。
美香の行きつけ美容院に聞き込みをしたとき、1ヶ月前にエクステを付けていたことも分かりサンプルを借りてきました。
浅輪は喫茶店でリストを見ながら電話をかけていました。
倫子は浅輪に話があったが、電話対応に追われてとても話せる様子ではなくスイーツを置いて帰ってしまいました。
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テレビニュースで樋口美香を任意同行する様子が報道されていました。
一方、浅輪は加納に北村由美(食品メーカー勤務)が最初に事件に気が付いたことを報告しました。
美香の取り調べで「証拠は」と言われ、エクステのコーティング剤が行きつけの美容院と同じ成分が出たことを突き付けました。
その美容院はPIGSの持ち物の為、彼女のエクステが落ちていたとしても不思議ではないといいます。
最後に行ったのはいつかと聞くと「先週の水曜日」と答え、青柳はおかしいと言い出します。
あの部屋は『月水金にハウスキーパーが午前中にやってくる』と決まっていて、髪が落ちているのは不自然だといいます。
そしてアリバイについては『宅配業者をまっていた』と主張したが、どの業者も配達していないと連絡がありました。
彼女には連絡があったようです。
村瀬が志保に長久保邸で遺言書の開封が行われる為、同席するように言いました。
礼子自身は高価な物に興味がなく、遺産を貧しい芸術家の支援に使いたいと言っていました。
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浅輪は北村由美の会社に出向き、当時の状況を聞きました。
デッキで友人と写真を撮っていたとき、ビルの屋上が目に入ったようです。
しかし加納自身には見つけられなかったことをいうと、彼女は「花火が見えた」といいます。
それを見て事件に気がついたと話し、浅輪はデジカメの写真を借りて見せてもらいました。
さらに黒いススの正体は花火の痕でした。
そこでなぜ花火をしたのかという疑問が浮上しました。
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志保は長久保の遺言の中身が分かったと報告しました。
・建造物や証券類は礼子
・2億が長久保が所有していた美容院の店長の浜田豊に贈呈
これらのことが分かると青柳たちは浜田の元へ駆けつけました。
浜田邸に行った瞬間、ふろ場で浜田が血だらけの状態で発見されました。
彼は苦しそうな様子で、「長久保の元へいかせてほしい」といいました。
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加納たちは写真を元に現場で浅輪に街灯の前に立たせ、身長確認をしました。
すると、実際の身長と街灯に立ったときの身長が違うことが分かりました。
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浜田の入院している病院で知り合った経緯を聞きました。
長久保は女性に興味がなく、アトリエでときどき会っていました。
「浜田以外に髪を触らせたくない」とも言っていたようです。
そして2億の件は弁護士から初めて聞かされたといい、彼も嬉しかったと話しています。
そのことで自殺を図ったといいました。(長久保の愛人はなんと彼でした)
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テラスで撮った写真を鑑識で分析してもらった結果、犯人と長久保の身長が分かりました。
写真では実際よりも10cm高め、それから低い方は170cm台でした。
犯人は水上バスの乗客が証言することを見越して、花火を使って偽の殺害現場を演出しました。
これで礼子以外の容疑者はしろとなりました。
さらに彼女は妊娠していました。
父親が同性愛者の長久保以外だと分かり、そこでトラブルに発展したと考えられないかと志保がいいます。
だが、彼女にはアリバイがあったが村瀬が恩田の存在を思い出しました。
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礼子と改めてお腹の父親について話を聞きました。
長久保に男性の愛人がいたことにかなり驚いていました。
そして彼女を署に呼び、凶器(刃物)・PIGSの赤いブルゾン・黒いニット帽を見せ、それらは彼女の自宅から全て出てきました。
さらに恩田はマンションから姿を消したことで、アリバイがなくなってしまいました。
「誰よりも君を大切にする」3年前に長久保が言った言葉が嬉しかったと、礼子は話し始めました。
しかし結婚式の直後、彼が彼女を愛していないことに気が付きました。
礼子は彼にとってアクセサリーとして扱われていました。
その寂しさから他に大切な人をつくり妊娠したことを長久保に告げた瞬間、彼は「許さない」と激怒しました。
そして礼子に暴力をふるわれたことで、お腹の子を守るために長久保を殺害しました。
話が父親のことに戻り、志保たちは恩田だと思っていたが彼はお金で雇った共犯者でした。
彼女が以前水上バスから彼の会社を通りかかったとき、美香と長久保が親しげに会話しているところを目撃して、浮気相手と勘違いしていました。
そこで美香に罪を着せ、偽の宅配便を語り彼女のアリバイをなくさせました。
礼子は彼の会社へ行き、彼の背後から恩田に襲わせた後で礼子は刃物で正面から刺しました。
そして2人は美香と長久保を装い、水上バスが来た瞬間に花火を準備し殺害風景を演じ、長久保を突き落としました。
彼女の唯一の心配はちゃんと見ている人がいるかどうかでした。
そこに矢沢がやってきて「恩田が逮捕された」ことを報告しました。
彼は1人で逃げたくないと言って自首をしたそうです。
お腹の父親は恩田だと分かりました。
彼だけは本当に愛してくれた大切な人でした。
そして礼子はどうしても彼の子どもを産みたいといいました。
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【後日談】
恩田は4年前美大を出て奨学金でパリに留学へしていました。
2人はそこで知り合ったようです。
志保はなぜ結婚したのかと聞くと、村瀬が金・ステータス・愛の言葉だろうと推測しました。
理由を聞いて落ち込んでいる志保に呑みに行こうと誘いました。
矢沢と青柳も呑みに行こうとするが、矢沢宅に犬のマリーがくるらしく断りました。
浅輪は加納にスイーツを食べないか聞くがいらないと言って帰ろうとします。
だが、強引に引き止められて一緒に食べました。
そして感想を求めるとマイナスなことばかり言うのでもっと褒めてといいます。
志保と村瀬は彼女の結婚について、酔っ払いながら話していました。
村瀬が結婚やめろというと、志保は片山を愛していたと返します。
今はどうかと聞くと全然分からないといい、村瀬は志保にキスをしました。
警視庁捜査一課9係season1第7話のあらすじ
第7話 警視庁捜査一課9係「船上の目撃者」
放送日:2006年5月31日 テレビ朝日川沿いのアトリエで服飾ブランド社長・長久保(寺十吾)が殺害された。犯行の瞬間を、水上バスの乗客の大勢が目撃。証言から犯人は長い髪の女に絞られ、デザインを担当する専務の女性・樋口(岩橋道子)に容疑がかかる。一方、殺害現場を訪れた加納(渡瀬恒彦)は、水上バスから簡単に現場が見えたことに疑問を抱き、自ら水上バスに乗り込む。
(引用:『ザ・テレビジョン』)
また、以下の記事で、『警視庁捜査一課9係』season1の第7話を無料視聴する方法をまとめています。
>>警視庁捜査一課9係の見逃し動画を無料で1話~全話視聴できるサイト!【season1~12】
警視庁捜査一課9係season1第7話の感想
小宮山志保の結婚相手はなかなか昭和感があると思いました。
茶道や華道など、花嫁修業の一環では定番でした。
現に私の祖母も茶道に精通していました。
志保の結婚相手は呉服屋ということもあって、かなり古き良き習慣が残っているように感じました。
村瀬がまさかの犬が苦手という意外な弱点があり、かなりビックリしました。
あともう一つ、終盤で志保にキスをしていましたが、あれはどういう意味でしょうか。
つかさとデートをしていたあたりで、再び付き合っているのかと思いましたが展開がまだまだ読めません。
今後の2人の関係がどうなっていくのか楽しみです。
まとめ
やはり好きでもない人と結婚するのは気が引けてしまいますね。
どんなにスペックがよくても、本当に自分を愛してくれる方と結婚したいと思いました。
次回の第8話も楽しみですね。
◎『警視庁捜査一課9係』の全seasonのネタバレまとめ!
>>『警視庁捜査一課9係』1話~最終話までのネタバレ・あらすじまとめ!【season1~12】
◎『警視庁捜査一課9係』の無料動画を視聴する方法!
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