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朝ドラ『エール』第59話(第12週)のネタバレ・あらすじ・感想をまとめてみました♪
オペラ座に立つことを夢見てパリに留学した環。友人の里子に連れられてホームパーティーへ。そこである男性と出会い…!?
パリで過ごしながら現実の厳しさを思い知る環。そんな中、なんと有名な作曲家・ブッチーニが日本を舞台にした曲を作曲したことを聞きます。
それは日本人女性が主役の“蝶々夫人”という曲だったのです。それを聞いた環はそのオーディションに押しかけるのでした。
果たして謎の男性の正体、そして環との関係は…!?また、オーディションの結果はいかに!?今話も目が離せない展開でした。
そんな今回は2020年6月18日(木)放送の第12週59話についてです。あらすじとネタバレ、感想を含めて書いていきたいと思います。
エール(朝ドラ)59話のネタバレ!【12週目】
プッチーニの『蝶々(ちょうちょう)夫人』のオーディションに挑戦することにした環。
タルトタタンのように、失敗からこんなにおいしいお菓子ができることもある…何事も挑戦です✊#朝ドラエール#柴咲コウ#近衛はな#3月中旬に撮影 pic.twitter.com/EopaBT9GSr
— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) June 18, 2020
今週は特別企画を放送している朝ドラ『エール』。前回は、喫茶店・バンブーの店主達の馴れ初めを描いた物語でした。
今日、明日はなんと世界的歌姫“双浦環”の過去に関するお話しです。今日はその前半が放送されました。
始まりは、以前放送されたヒロイン・古山音とのシーンです。音が記念公演の主人公に選ばれ練習に慎んでいる時、妊娠が発覚しました。
様々な想いを抱え悩みに悩んだ音は、学校をやめることを決断しました。その時の音の言葉を聞いた環は意味深な表情をしていました。
そして時は双浦環がまだアマチュアだった頃に遡ります…。環は、オペラ歌手になることを夢見てパリに留学に来ていました。
オペラ座やスカル座にオペラ歌手として立つことが目標でした。ある日環は、友人・里子に誘われとあるホームパーティーに行きます。
しかし、フランス語が話せない環は浮かない表情をしています。すると、一枚の絵が目に入りました。
その絵を眺めているとある男性が話しかけてきました。この絵をどう思うか、と環に尋ねます。環は素晴らしいと思うと答えました。
その男性は続けて環に尋ねます。この絵をかいた人はそんな人物だと思うか、と。少し間が空き、環はわからないと答えます。
しかしその男性は今心に浮かんだことを言って欲しいと言います。環は正直に、“中途半端だと思った”と言います。
それを聞いて笑う男性。お互いに自己紹介すると、その男性はなんとその絵を描いた本人でした。それを知った環は謝ります。
しかし男性は気にしていない様子でした。そんな二人の元へ里子が来ます。里子はその男性について環に話しました。
その男性は画家を目指している今村嗣人という人物でした。賞を取ったことのある天才画家で今最も注目されている男性であることを知ります。
そんな男性に中途半端だと言ってしまったことを後悔する環でした。
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ある日、環と嗣人はカフェで再会します。それから二人は何度もカフェで会い、様々な話をしました。
そしてある日、嗣人は環に言います。君も世界を目指しているんだろう、と。そして一緒に行こう、と手を取りました。
こうして二人は恋人へと進展し、同棲を始めたのでした。
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ある日、嗣人は自分の作品を気に入ってくれる画商に出会います。うまく行けば個展が開けるかもしれないという大きなチャンスが巡ってきたのです。
そんな嗣人を応援する環は、今日も学校で発声練習をする予定でした。お互いに励まし合い、切磋琢磨する二人でした。
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環は里子といつものカフェに行きました。そこで、“タルトタタン”を始めて食します。するとそのおいしさに驚愕しました。
里子は、タルトタタンができるまでの話を聞かせてくれました。タルトタタンは失敗から生まれたお菓子だと言います。
しかし、今ではフランスを代表するお菓子になりました。それを聞いた環は“失敗も無駄ではない”ということだと理解します。
本来ならば、自分の現状もタルトタタンと同じだと思いたいところでしたが…。ため息をつく環。
そんな環に、里子は厳しい言葉をかけます。欧米の芸術の中でアジア人が成功するのは万に一粒ない、と言うのです。
それを聴いた環は自分が甘かったことに気が付きます。しかし、里子は環にこんな話をしました。
有名な作曲家であるブッチーニが、日本が舞台のオペラ曲を作曲したというのです。その曲のタイトルは“蝶々夫人”と言います。
それは、日本人女性とアメリカ軍海軍士官との恋物語でした。環は日本人女性役を誰が演じるのか気になりました。
その段階では、現地の女性が日本髪のカツラを被って演じるとの噂でした。似合わないよね、と笑う里子に何かを思う環でした。
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ある夜、レコードを聴き思いにふける環。そこに嗣人が帰宅しました。嗣人は無言で環にワインを見せます。
それを見た環はすぐに画商とのビジネスが成立したことを察しました。二人はワインを開け、お祝いしました。
ある日の朝、環が起きると嗣人の姿がありませんでした。嗣人は眠らずに絵を描いていました。
嗣人は、画商が大勢の評論家を呼ぶと言いっていた為、大きなプレッシャーを感じていました。そんな嗣人の姿を見て、環も何か決心した様子でした。
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環はイタリアに行きました。なんと、“蝶々夫人”のオーディションに押しかけたのです。追い返されそうになりますが、何とか歌を聴いてもらえました。
その話を里子にすると、大胆ねと言われました。結果はまだ出ていませんが、環はそもそもオーディションを受ける資格がありません。
さらに、待機時間に会場から聞こえてくる他人の歌声を聞き声量の違いに驚きました。もっと勉強しなくては、と零します。
その話を聞いていた里子は嗣人を支えてあげるべきだと言い始めます。個展を1か月後に控えた嗣人にとって、今は大切な時期だと言います。
そんな里子の話に言葉が詰まる環…。そこへカフェの店主が注文を取りに来ました。コーヒーを2つ注文し、里子はお手洗いに行きました。
その間、店主は環に話しかけました。オペラ歌手を目指しているの、と尋ねます。それにはい、と答える環。
店主は環にこう言いました。“芸術の道を究めるなら、他人に惑わされないことだ”と。環には意味が分かりませんでした。
そんな店主に恋人は力にもなると話す環。しかし、店主は“たまにね”と意味深に答え、戻って行ってしまいました。
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環が帰宅すると、嗣人は疲れて眠っていました。机の上に、環宛の手紙が一通届いていました。
それはなんと、“蝶々夫人”の一次オーディション通過の知らせでした。嬉しさのあまり大声で叫ぶ環。
その環の声で嗣人が目覚めました。環は謝りつつも、オーディションの結果を報告します。嬉しそうにハグする二人。
しかし、ハグしながらも意味深な表情を浮かべる嗣人を映し、終わります。
エール(朝ドラ)59話のあらすじ
【連続テレビ小説】エール(59)「環のパリの物語」
2020年6月18日(木) 8時00分~8時15分 の放送内容パリでオペラ歌手を目指す若き双浦環(柴咲コウ)と画家を目指す今村(金子ノブアキ)は、ホームパーティーで出会う。そして、二人は夢に向かって歩み始めるのだが…。
日本人初の世界的なオペラ歌手となる双浦環(柴咲コウ)がまだ駆け出しだったころの物語。環は、スカラ座やオペラ座の舞台に立つことを夢見て、パリに留学に来ていた。ホームパーティーで、画家を目指す今村嗣人(金子ノブアキ)と出会い恋に落ちる。環は歌手を、嗣人は画家を夢見る日々。ある日、友人の里子(近衛はな)から日本人が世界的舞台に立てる最大のチャンスのオペラ「蝶々夫人」の話を聞いた環は…。
出演者
二階堂ふみ,金子ノブアキ,近衛はな,ピーター・フランクル,柴咲コウ,(引用:Yahoo!テレビ番組表)
また、『エール』59話を無料視聴する方法を、以下の記事にまとめています。
>>エール(朝ドラ)の見逃し動画を無料で1話~全話視聴できるサイトまとめ!
エール(朝ドラ)59話の感想
前回はバンブーの店主達の恋物語が描かれました。今回はなんと環の恋物語です!世界の歌姫と言えど、やはり恋物語があったのですね…!
環にもアマチュア時代があったことが分かり、少し親近感がわきました。いつも淡々としている環に、あんな一面があるなんて知りませんでした。
個人的に今回の内容は、双浦環という人物をより深く知れる大切な回でした。やはり成功者には失敗がつきものなのですね。
今後の放送の中で、環を見る目が変わりそうです(笑)。
まとめ
現在特別企画を放送中の朝ドラ『エール』。今回からは二話連続で、双浦環のパリ物語が放送中です。
今回は画家を目指す恋人に出会ったり、オペラのオーディションに合格したりと目まぐるしい展開を迎えました。
果たして、カフェの店主の言葉と最後の嗣人の意味深な表情はなにか関係があるのでしょうか!?
また、オーディションの結果はどうなるのでしょうか!?双浦環が世界的に活躍できるようになるまでの経緯とは一体…!?
そんな気になる次回第12週第60話は2020年6月19日(金)朝8時から放送です。お楽しみに!