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【ドラマ】サイレント・ヴォイス

サイレントヴォイスの第7話ネタバレ・あらすじ・感想!眞島秀和演じる犯人の狂気が怖すぎる!

更新日:

ドラマ『サイレントヴォイス』の7話のネタバレ・あらすじ・感想について、まとめてみました♪

 

2018年10月〜放送していた人気ミステリー小説シリーズの実写で話題のドラマ『サイレント・ヴォイス』。

 

シリーズ1期は大人気作となり、2020年春にはシリーズ2期の放送が予定されています!

 

第7話は「イヤよイヤよも隙のうち」。

誘拐や立てこもり事件の被害者などが非日常の中で極限状態のストレスを感じながら過ごしている時に、犯人など敵と思っていた人物にほんの少し優しい態度を取られるだけで自分の味方だと錯覚し信頼を寄せてしまう「ストックホルム症候群」について取り上げられています。

 

7年前に行方不明となっており、交通事故により意識不明の重体の状態で発見された久我春奈。春奈の体にある痣の跡などから、長い間どこかに監禁されていて逃げ出してきた際に遭った交通事故かのように思われました。

 

春奈を監禁した容疑で元美術教師・木谷徹(眞島秀和さん)を取り調べる絵麻ですが、木谷からは春奈は両親に虐待されており、春奈の方から保護を求められたと打ち明けられます。

 

また、意識を取り戻した春奈はしきりに木谷に会いたがり、両親に対しては怯え対面もままならない状態で、監禁とは言い切れない状況が見え隠れします。

 

絵麻は木谷の嘘からその裏側に隠された秘密を探るため、春奈や木谷の母・園子とも接触し、真実を紐解いていきますがそこには木谷親子の壮絶な秘密が隠されていました。

 

木谷と春奈は恋人同士といえるのでしょうか?それともやはり監禁されていたのでしょうか?木谷が隠したがっていた親子の秘密は・・・?そこに絵麻はどんな答えを見つけるのでしょうか?

 

詳細を見ていきましょう。

 

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サイレントヴォイスの第7話ネタバレ!

所持品なし・身元不明で病院に搬送に運ばれた女性は、首もとに蝶のような形の痣と、手首に拘束されていたような跡があり、どこかから逃げている途中に交通事故に遭ったと推測されました。

 

そして、意識不明の重体だった彼女の元に両親が駆けつけ、女性は7年前に行方不明となった当時中学生の久我春奈と判明します。

 

今回絵麻たちが取り調べをするのは、春奈を7年間監禁していた容疑がかかっている木谷徹。現在は無職だが当時春奈の通っていた中学校で美術教師をしており、木谷の自宅の地下室から春奈の指紋や毛髪が発見されていました。

 

しかし木谷は去年春奈から自分の元を訪ねて来たと話し、自宅から見つかった鍵のついた檻や手錠は彼女の希望で使ったものと言います。

 

さらに、自分の元を訪ねてきた時にはすでに成人していた為、特に春奈の両親にも連絡は入れなかったとも証言していました。

 

春奈は意識不明の重体である為に、いくら木谷に監禁の容疑がかかっていても本人が自供しない限り無罪放免となってしまいます。

 

絵麻と西野は気合い十分で取り調べに向かいました。

 

***

 

心を閉ざし言葉少ない木谷に芸術の話をふり、フレンドリーな会話で盛り上げる絵麻。木谷は「愛の画家」とも呼ばれるシャガールをこよなく愛していました。

 

芸術の話なんて出来ないくせに無理をして・・・と西野は絵麻を心配しますが、そんな西野を余所に絵麻はすらすらと画家や作品の話をしていきます。

 

西野は二人の様子を観察しながら、絵麻の取り調べの手法をチェックします。この時絵麻は木谷の趣味思考など共通の話題から話を盛り上げ、相手と同じ仕草や相槌を返すミラーリングという手法を使っていました。

 

絵麻が話の本題に切り込むと、動物が危険を察知する時の3つの行動「3つのF」が現れ始めます。木谷は春奈の両親が春奈を探していることを知っていました。

 

硬直のFreeze、逃走のFlight・・・と反応が現れましたが、戦闘のFightまでは揃わず、絵麻は木谷からある告白を受けます。

 

春奈は両親に虐待を受けていて、木谷は彼女を保護していたというのです。檻や手錠は時々フラッシュバックを起こす彼女をなだめる為、必要だったと言います。

 

木谷のマイクロジェスチャーから木谷が春奈を保護したという証言は事実だが、その期間はやはり7年前の中学生の時からであった事がわかりました。

 

そして、暴力などはしていないようだが、春奈が家に帰りたいと希望した時には許さなかったという不審な点も浮かび上がってきました。

 

もう一歩で絵麻のペースに持ち込めるというところで熱くなった西野が木谷に怒鳴りかかり、取り調べは一時中断することに。

 

刑事が強い態度で自供させても証拠として認められないという事も含め、絵麻に咎められる西野。西野は偶然にも春奈の両親が春奈が行方不明になってから7年間、必死で情報収集のためのビラを配っているのを見かけていたために、明らかな嘘を付く木谷を許せずカッとなってしまったのでした。

 

絵麻は嘘は付かせる為にあり、嘘を付くその裏には何かあるという行動心理を西野に教えます。そこへ、二人の元に筒井からある情報が入りました。

 

春奈の意識が戻り、7年前から木谷の自宅にいた証言は取れたものの、春奈は監禁も暴力も被害を受けておらず、口を開けば木谷に会いたいと話すといいます。また、両親の顔を見ただけでパニックを起こし、面会もままならないほど両親に怯えていました。

 

絵麻は春奈のストックホルム症候群を疑い、木谷に監禁されたものの優しい言葉をかけられる事で木谷を自分の味方だと思い込まされてしまった可能性を考えます。

 

木谷の監禁容疑を立証するには、確実な証拠を揃えるか春奈が心変わりし監禁を認めるかのどちらかが必要となりました。

 

***

 

引き続き木谷を取り調べた絵麻は、木谷とその両親との話にいくつか不可解な点を見つけます。

 

木谷が住んでいた自宅は8年前に亡くなった父から相続を受けたものでしたが、5歳までは住んでいたもののその後別のアパートに引っ越していました。

 

8年前まで誰も使わず放置されていましたが8年前にリフォームして住み始め、さらにその間母はその自宅に訪れた事がありません。

 

絵麻が両親との確執を疑った質問をすると、両親の事を尊敬していると話す一方で「あの人たち」と距離のある話し方をし、手首にある火傷の跡を指摘するも虐待は受けていないが何かの記憶を秘密にし、隠蔽したがっている反応が現れていました。

 

絵麻からの指示で西野が春奈に協力を仰ぎ、木谷を助けるためという名目で絵麻は春奈との接触に成功します。

 

最初のうちは両親の話が出る度にパニックに陥っていた春奈ですが、絵麻との会話を通して少しづつ本当の記憶を取り戻していきます。

 

春奈は木谷のマインドコントロールで、片親引き離し症候群の症状にもかかっていました。親に会いたくなくなる感情を植え付ける為に様々な事を吹き込んだのです。

 

実際には中学生の春奈が不良行為を繰り返していたところに何度も両親が駆けつけ、それを叱る際に父親が暴力を振るった事がありましたが、木谷は父親の暴力を誇張し虐待されていたと春奈に思い込ませていました。

 

木谷は春奈の見えない敵を自ら作り出し、そして自分を味方と思わせる事で春奈の信頼を勝ち取っていたのです。そして春奈は木谷が「自分もこうして救われた」と言っていたのを思い出しました。

 

***

 

絵麻からのヒントは木谷の家から見つかった「ルーベンスの画集」。さらにその中でも「ソロモンの審判」という作品に絵麻は注目していました。

 

この作品にはこんなストーリーがあります。二人の女がそれぞれの子供を産むが、片方の赤ん坊は死に、死んだ赤ん坊の母親がもう一人の子供を自分の子だと主張し始めました。

 

賢王として有名な王ソロモンが、争いをなくす為子供を真っ二つに切り分ければ良いと刀を振るったが、子供の命を守るために片方の女がもう片方に子供を譲りました。

 

一般的には子供を譲ると言った女が本当の母親だと考えられていますが、絵麻はソロモンは「子供にとってどちらの母に育てられたほうが良いかを選んだのではないか」と言い始め、さらに確信に触れていきます。

 

木谷の母・園子とも接触をしていた絵麻は、手つかずの状態で誰も住んでいなかった家を長年手放さなかったわりにリフォーム後も自宅に訪れることがなかった園子の行動を不審に思い、園子のマイクロジェスチャーが示した木谷の自宅の庭を西野に掘り起こさせていました。

 

そこからは、布に包まれた子どもの白骨死体が見つかりました。見つかったのは、木谷園子の本当の息子、木谷徹の亡骸でした。

 

木谷徹は、30年前に失踪した当時5歳の少年だったのです。酷い虐待を受けており、小児科で働く園子の告発で虐待が発覚、母親は自殺し父親は行方知らずとなっていました。

 

少年の虐待を見つけ悩んでいた頃、偶然にも持病の小児喘息で実の息子を亡くした園子たち夫婦は、少年を誘拐し自分の子供として育て虐待から守ることを考えつきました。そして、息子の徹の遺体は自宅の庭に埋め隠したのです。

 

全て母親の園子が正直に話していました。園子はどうしても少年を虐待から救いたかったと吐露していました。

 

木谷も同じく、全ては春奈の為にやっていたと話し出します。しかし木谷がやったていたことは春奈の貴重な10代の時間を奪う、一種の虐待と同じ行為でした。

 

実の両親の虐待行為と育ての両親の誘拐行為とを受け継いでしまった木谷。事実を突きつけられ激高した木谷の叫び声が取り締まり室に響いていました。

 

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サイレントヴォイスの第7話あらすじ

2018年11月24日放送
第7話「イヤよイヤよも隙のうち」

交通事故に合った裸足で半裸の女性の身元を調べると、驚くことに7年前に中学2年で失踪した少女(三浦由衣)であることが判明する。
捜査を進めると、事故現場近くに住む男を7年間自宅に監禁した容疑で逮捕。男は、少女の通う学校の美術教師・木谷徹(眞島秀和)であった。
少女の手首には拘束の跡があり自宅地下室には檻もあったが、木谷は少女に対し愛情があり、親から虐待されていた少女を守るためにしたことと拉致監禁を否定。少女が自分の意志でいたと主張する。
事故で意識不明だった少女も意識を取り戻したが、監禁されていたことを否定する。
行動心理学で嘘を見抜く美貌の女刑事・楯岡絵麻(栗山千明)は、相棒の西野と木谷を取り調べる。少女の人生を滅茶苦茶にした男に対し西野刑事(白洲迅)は激しく憤るが、主張を全く変えない。
取り調べの過程で木谷の生い立ちや少女との関係に着目した絵麻は、事件の背景を探っていく。そして事件の背後にある驚愕の真実に至る…。

(引用:『サイレント・ヴォイス』公式ウェブサイト

 

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サイレントヴォイスの第7話感想

7話まで観てきて冒頭部分の取り締まりの様子は前フリだとわかっているのに、木谷の発言や春奈の証言に振り回されて今回もハラハラドキドキで観てしまいました。

 

西野の解説もコミカルでわかりやすく面白かったですね。実際に起こった凶悪事件などでも時折利用されているマインドコントロールの話は興味深かったですが、ドラマとはいえこうしてその状況を目の当たりにすると本当に怖いことです・・・。

 

それでもドラマだからといって決して誇張しすぎたものではないんだろうなというリアルなところが恐怖でした。

 

個人的にも犯罪心理モノのドラマやドキュメンタリーが好きでよく観るので、長い年月をかけて人間を洗脳していくことに長けた人間というのはこの世にはいると再認識させられました。

 

春奈が洗脳されていることはなんとなく匂わされていた展開でしたが、母親が絡んでいてまさかの秘密が暴露されたところはとても意外性がありました・・・!

 

こちらについては決して褒められたことではありませんが、虐待されている子供を守るためと考えると悪とも言い切れない自分がいます。もちろん推奨する訳ではないのですが。

 

春奈の両親に虐待の事実はなかったし、木谷は結果的にヤバい悪人とわかりましたが、少年時代の辛い過去には同情します。

 

園子たちの保護の為の誘拐が、彼にとっては春奈にしたことと同様に受け取られてしまっていたのでしょうか・・・考えてしまいます。

 

ひとつ最後まで気になってしまったのは春奈の首にあった痣。あれはただの思わせぶりで生まれつきのものだったのでしょうか?細かい部分なので本筋とは無関係でしたが、若干モヤモヤしてしまいました(笑)。

 

予想を上回る展開で今回も楽しませてもらいました!

 

『サイレントヴォイス』7話を視聴した世間の感想は、

 

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まとめ

『サイレント・ヴォイス』第7話で絵麻は、監禁ではなく保護だと証言する木谷と春奈の様子から、春奈が監禁されマインドコントロールされてしまっていたことを見抜きます。

 

春奈は実際には虐待されておらず、不良行為ばかりしていた春奈を叱った両親のことを木谷が監禁後に誇張して話しつづけ、両親の元に帰りたくない気持ちを植え付け木谷をを味方と勘違いするように操っていました。

 

木谷親子には秘密があり、園子は看護士として出会った少年が虐待を受けていると気付き、偶然にも自分の実の息子が持病で亡くなったことを利用して、少年を保護する目的で誘拐していました。その少年が現在の木谷徹でした。

 

絵麻は春奈からの証言をヒントに親子の秘密を暴き、誘拐事件の真相を木谷本人から自供させることに成功しました。

 

次回第8話も見逃せません♪

 

『サイレント・ヴォイス』第7話についてお届けしました。

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

※このページのトップ画像は、『サイレントヴォイス』の公式ウェブサイトから引用させていただきました。

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